水徒然

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中国青島の大量藻の発生に係る記載を調べました。(その原因は?)

2011-07-24 | 日記

'11-07-24投稿、強調 
 今回は絶滅していくサンゴ礁と同様、生物多様性において、マツタケ、源氏蛍、めだか、トキ、および、減少傾向にあるうなぎ、まぐろ、鯨などに関連している?と想われる中国、山東省青島の海水浴場における大量藻の発生に係る記載を調べました。


           (google画像検索から引用)

 というのは、既報にて、中国東部に近い石垣島周辺のサンゴ礁の絶滅の要因として、「・・・近年,海の汚染,埋立て,オニヒトデの食害などによるサンゴ礁の消滅がみられ,奄美諸島,沖縄諸島で著しい。 1960‐70年ごろ,オニヒトデがオーストラリアのグレート・バリア・リーフをはじめ,太平洋の熱帯の多くのサンゴ礁で大発生た。・・・」と同様、大量発生した藻が上述の絶滅、減少を加速する弱肉強食の間接的な現象ではないか?危惧したからです。
 
サンゴの絶滅(白化)の原因の一つに、
海水温が一定以上になると動物性プランクトンが繁殖して、海面で遮光するためサンゴと共生している藻類の一種の褐虫藻の光合成を阻害とも言われていますが、・・・。
何らかの原因による海水の水質(SOx、NOx、POxおよび有害物質の混入など)の影響が考えられています。
既報<<詳しく見る>> 


(既報の引用文献からの引用図)
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  日テレニュース24 < 2011年7月22日 20:51 >
中国の海水浴場で藻が大量発生
「中国東部・山東省青島の海水浴場で、藻が大量に発生している。青島周辺に1万1000平方メートルにわたって広がっており、地元では、一日にトラック30~50台分の藻の処分に追われているという。この大量の藻を活用しようと、家畜の餌や肥料にする研究が進められている。  しかし、新潟県の面積(1万2583平方キロメートル)とほぼ同じ広さの藻1万2200平方キロメートルが青島方面に近づいているという。」
本文を読む
 
 発生要因の考察および関連する類似現象など追加・更新する
予定であります。

⇒家畜の餌や肥料にするようですが、将来の食料再生可能エネルギーの拡大のためのヒントになるのでしょうか?藻種、生育速度など調べる必要があるかもしれません。

 反面、 オニヒトデ、蚊、大クラゲの大量発生などのように、地球環境、生態系に悪影響を与えていなければとは思います。水質との関連で調査予定です。

 


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