水徒然

水に関する記事・記録・感想を紹介します。水が流れるままに自然科学的な眼で
解析・コメントして交流できたら最高至福です。

再生可能なエネルギーに係る記載を調べました。(その4:地上電波の電気変換方法)

2011-08-17 | 日記

'11-08-16投稿、追加・更新、強調
 既報に引き続いて、ブログテーマとは直接関係しませんが、
下記の観点に着目して、
新規に提案される技術を都度、調べています。

(着目点)
1)発電時に地球温暖化ガスCO2を発生しない
 製造時に発生する
CO2のペイバックタイムが短い
2)多量な廃熱を出さない
3)部品に使用する原材料の枯渇がない
4)低コストな原材料費
5)部品製造時に
オゾン層破壊ガスなど有害成分を未排出
6)
低コストな部品組立て、取付けなど
7)排他的経済水域の有効利用
8)低コストなエネルギーの備蓄、供給が可能

asahi.com 2011年8月15日13時19分
「空中の電波から微量の電力回収 紙使ったアンテナで成功」
「節電の夏にこんな「発電」法はいかが――テレビやラジオ、携帯電話などが送受信している空中の電波の電力を回収するシステムを米ジョージア工科大のチームが開発した。取り出せる電力はごくわずかだが、センサーを動かしたりすることに使えそうだという。

 銀の微粒子などを含む液をインクジェットプリンターで吹き付けた紙やフィルムでできたアンテナを使う。テレビ局の電波から数百マイクロワット(電気炊飯器の待機電力の千分の1程度)の電力を回収し、温度センサーを動かすことに成功したという。

 最終的に熱として捨てられる電磁エネルギーを活用するアイデア。日本の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などの助成で東京大学と共同で研究を進めてきたチームは「身の回りにエネルギーはいくらでもあるが、これまで誰も取り出せなかった」としている。 」
本文を読む

⇒現在、問題となっている環境中に滞留している放射性物質からの放射線は波長が短い電磁波(約0.01μ~0.4μ)でありますが、
 本法はラジオ、テレビに使用されている波長の長い電波(約1m~1000m)であります。
今まで電気として取り出せなかったとのことです。

     (google画像検索から引用)
 原理について不祥でありますが、昔、一時利用した電池(電源)なしで聞けたゲルマニウムラジオみたいなものでしょうか?本文記載内容から見て大量発電には向かない単なる電波→電気(整流)への変換と想われます。
 一般的な太陽光スペクトル(波長約0.4μ~3μ)を利用する太陽光発電の亜流で広義の電磁波(光)電変換方法のひとつなのか??
 詳細については、別途追加・更新する予定です。

        (google画像検索から引用)


既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
以下、予め断っておきます。


 (補足メモ)
もっとスケールの大きい夢の再生可能なエネルギー技術がほしいものです。 
上記の電磁波(電波)で微量電気が光電変換される理屈なら、高温物質から熱線として放射される波長3μ以上の遠赤外線(3μ~1mm≒1000μ)の光(赤外線)電変換も材質次第では可能性ががあるのではないでしょうか?(仮説)

 見識、良識ある研究者、技術者の見解がほしいところです。

参考投稿:
放射化現象に係る記載
(その9:崩壊放射線の検出に利用されている蛍光物質)

「atomica 「放射線の蛍光作用 (08-01-02-05)」によれば、
・・・
放射線で照射された物質を加熱したさいに発光する蛍光(熱ルミネセンス)物質において、その発光量が物質の放射線吸収線量に比例し、なかでも発光効率が高いものを熱ルミネセンス物質(TLD物質)という。・・・」

⇒ 今、一部で注目している人間の目で見えない赤外線?を放射しているニビル惑星ではではありませんが、熱線による猛暑・熱中症対策にもなる「赤外線→可視光化→電気化」の可能性について今後、赤外線に係る記載に着目したいものです。
 ソーラー熱温水器は「赤外線→熱」を利用することは有名ですが、・・・。 

 

 


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