水徒然

水に関する記事・記録・感想を紹介します。水が流れるままに自然科学的な眼で
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放射線に係る記載を調べました。(その1:放射線とは)

2011-03-24 | 日記

'11-03-24投稿、強調
 東京電力の発表によると、22日未明、福島第1原発の放水口付近の海水から、放射性ヨウ素が検出されたとのことである。 
 今なお、関東周辺で発生している微弱な地震にも感応する毎日であると思われます。
 
既報に記載しましたように、地震による「2次~数次災害」に最たる影響を及ぼす放射能、放射線の脅威は被爆国であるわが国にとっては、切実なものであるにもかかわらず、個人的には、その実態について余りにも無知・無関心であったことを反省しています。
 広報・マスメディアによって、発電所からの放射能・放射線の拡散による環境汚染、被害が、毎日報道されています。復旧作業を一所懸命に従事されている方、近隣近くの方の苦悩は如何ばかりか、・・・。
 放射能漏洩・拡散による空気、農畜産物、海水などの周辺への汚染は「現状の放射レベルなら、直ちに人体には影響はない」とのことであるが、特定地域での長期にわたる被爆および蓄積によって発症した被災者の例は数多く、自分自身を護る心構え、ならびに放射線に係る基礎的な知識を少しでも得るために、放射線に係る記載を調べました。

1.放射線とは
ウイキペディア「放射線」によれば、、
(一部抽出しました。)
「・放射線(ほうしゃせん)とは、
 一般的には電離性を有する高いエネルギーを持った電磁波や粒子線・・・。広義な意味では電離性を有していない放射線(電子ボルト単位でエネルギーが10eV以下のもの)も意味する事がある。
・放射線障害とは、
 生物体が放射線に被曝することにより発生する身体的障害の総称。その電離・励起能力によって生体細胞内のDNAを損傷させる。・・・修復が不可能である場合にはDNAが損傷したまま分裂するか、もしくは細胞死を起こす。これらの影響が蓄積・拡大して身体機能を低下させる・・・。
・放射線の分類
  粒子線(高速粒子線)
 
アルファ線(α線)、ベータ線(β線)、陽子線、重荷電粒子線、
 電子線、中性子線、宇宙線
  電磁放射線
 ガンマ線(γ線)、エックス線(X線)・・・     」

放射線の性質(Weblio辞書より引用:図拡大クリック

⇒励起によって生体細胞内のDNAを損傷させる短波長側の
 紫外線有害放射線として分類される。

代表的な放射線の透過能力

   
 (google画像検索から引用)

粒子線(素粒子)を除く電磁波(放射線)の波長
                (図拡大クリック)


                 ← 一般的な放射線 
           ←
広義な放射線
                   (google画像検索から引用)

放射線のエネルギー 
 一般的に放射線と称しているもののエネルギーは10eV以上。

2.放射能・放射線の単位
 
TVなどの報道で難解な放射能、放射線の単位について以下に記載。
シベルト(Sv)、ベクレル(Bq)がよく使われていました。
  
  
 (google画像検索から引用)


 

 




     (google画像検索から引用)

<放射エネルギーの換算>


  (google画像検索から引用)

3.自然環境中の放射線量とその影響度
自然界の放射線によれば、(
一部抽出しました。)
http://www.env.pref.kagoshima.jp/houshasen
/kouhou/k06.html


「・・・地殻を構成している岩石や土砂などにはウラン、トリウム、ラジウムなどの放射性物質が含まれています。また、空気中にはこれらの元素から生じるラドンなどの気体状の放射性物質が存在しています。これらは絶え間なく放射線を放出しています。さらに、宇宙のかなたから飛来する宇宙線と呼ばれる放射線も地球上に降り注いでいます。このように、自然界に存在する放射線を自然放射線と呼んでいます。放射線が人体に与える影響を表す単位としてシーベルトがありますが、人間は1人あたり平均して1年間で約2.4ミリシーベルトの自然放射線を受けています。その内訳は宇宙線などの空間から飛来してくるもの0.39ミリシーベルト、大地から放出されるもの0.48ミリシーベルト、日常摂取する食べ物によるもの0.29ミリシーベルト、空気中のラドンなどの吸入によるもの1.26ミリシーベルトです。・・・

<日常生活における放射線による影響度>
*引用図(クリック→拡大)は累積被爆量の影響
 m(ミリ)=1000μ(マイクロ)



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 核分裂によって発生した放射性物質の種類によって、その放射線の半減期、線質係数が異なり、生物への影響度(シ-ベルト(Sv)値)は変化すると言われている。
 また、被爆時間の乗数によって、その量は増加して生物に蓄積すると言われている。

4.宇宙~地球環境における放射線 

     (google画像検索から引用)

⇒今後の参考資料として記載しました。
地球環境における水の循環と
生物多様性との関連
紫外線を含めた有害な放射線による影響などを調べていきたいと思います。


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