(伊豆で見つけたつばき)
雨が降っているからでしょうか。町の様子はどことなく静けさが感じられます。久しぶりに奥様を介護されている、あるご主人様のお宅を訪ねました。
玄関に車イスが置いてありましたので、おや?っと思いましたが、奥様は歩行が完全にできなくなっていました。介護保険での認定は要介護3ということです。きちんとファイルされた介護保険に関する資料を取り出されて私に説明をされました。半年ごとに送付される介護給付費通知書。訪問看護・通所介護などのサービスを利用された事業所名などとともに、かかった費用の合計額が記されています。利用料の1割の自己負担、その合計額は半年間で約4万5千円。月にすると約7千5百円。「介護は大変だぞー」その一言が物語っていました。
昨年の10月、特養ホームなど施設に入所している方たちに新たな自己負担が増えました。居住費・食費が介護保険外の扱いに。施設からの退所者が続出しています。「家族介護から社会的介護へ」政府は介護保険のことをそういっていました。しかし現実は自己負担が増えたために、施設にいられないという厳しい結果となっています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます