先日、8月28日に所属する「県西地域の中心市のあり方に関する調査特別委員会」あり、次のようなことで質疑をしました。
〇任意協議会の協議結果に係る市民説明会の日程について
まもなく合併等に関して市民説明会が始まります。委員会当日に日程等詳細な報告がありましたが、25日付の神奈川新聞にすでに当日報告があった通りのことが掲載されていて、議会への報告の前に新聞に掲載されるとはどういうことなのかと思い尋ねると、24日にプレスリリースしたとのこと。議員には何等か伝わると思っていたなどとの答弁がありました。
プレスリリースそのものはよいとしても、議会への報告前に掲載され結果公表されることになったわけです。プレスリリースのタイミングとしてよかったのか?さもすると議会軽視になるということで指摘することになりました。
〇合併に係る市民意向の把握について
合併の是非を判断するに当たり、あらかじめ市民の意向を把握するために、アンケート調査を行うとのこと。対象は平成29年4月1日時点で本市に住民登録があり、同年9月1日時点で18歳以上の市民1万人に無作為抽出にて行う。実施期間は同年10月中旬発送、同月末頃締め切り、結果公表は11月中ということです。
そこで、無作為抽出で実施されるこのアンケート調査は、これまでのアンケート調査同様、市民の意識傾向を知ることはできても、それ以上のものにはならない。このアンケートをもって、市民から了承したとは到底言えない。そういう認識はあるのかと思い率直にそこを尋ねました。
それと、合併等に関してのこれまでのアンケート調査が誘導質問になっているきらいがあるので、そのことを指摘しながらそうなってはならないということで、その辺りの認識を求めました。
アンケート調査により市民の意思を確認できる。誘導質問にならないなどと答弁がありました。誘導質問になっているのかどうか議会がチェック機能を果たすべきだと思いアンケート発送前に当委員会に配布することを求めましたが、そのような考えがない旨の答弁でした。誘導質問になる心配があるため繰り返し求めました。
なお、住民投票の必要性については、アンケート調査の結果や南足柄市側の状況を踏まえて改めて判断するとしています。アンケート調査の結果はあくまでも市民の意識傾向を知るためのもの。南足柄市側の状況等を踏まえるとは?様子見をするということなのでしょうか。合併の是非を判断するのは住民投票で行うべきだと考えますが。
執行部は、合併は全市民に影響を及ぼす重大事案であることから、大規模なアンケート調査をして、市民の意向を把握するとしています。
ですから、アンケート調査をやっている場合ではなく、住民投票すべきだと思います。
仙人のご意見よく分かります。本市では、9月9日(土)から合併等に関する市民説明会が始まります。多くの意見が出るといいと思います。