9月4日から始まった9月定例会。本日は総務常任委員会がありました。
一般会計の補正予算に、「合併に関する市民アンケート郵送料等」が計上されています。
予算額157万9千円。これは南足柄市との合併に関する市民意向を把握するために実施する、市民アンケートの経費を計上したもの。
実施目的は、南足市との合併の是非を判断するにあたり、市民の意向を把握するために行うとあります。
どのようなものを郵送するのかと言うと、依頼文、アンケート回答用はがき、ちらし等(任意協議会での協議結果を記載)。
アンケートの設問は、行政側の行財政基盤強化することがのぞましいとする行政側の考え方を示し、これに対する賛否を問う設問にするとのことです。
設問は1問?!と言うことですので、この1問ということのようです。答え方は二者択一になっていないとのことでしたが、賛同する、賛同しない、どちらかと言うと賛同する、どちらかというと賛同しないなどと言うことのようです。判断できないとか、分からないというのがない??!
合併の是非は、「アンケート結果を等ふまえて総合的に判断する」としています。まぁいずれにしてもアンケートは、南足柄市との合併の是非を判断するためのものとなっているので、合併に関しとても重要な位置づけであることに間違いありません。
日本共産党の総務常任委員の関野隆司議員は、合併等に関する過去2回のアンケートが誘導質問になっていることを危惧する。アンケートを行うべきでなく、住民投票で行うべきと言う立場から質疑しました。また、以上の立場からこの予算を削除する修正案を提出しましたが、結果は残念ですが賛成少数で否決となりました。
アンケートは10月中旬に発送し、11月中に結果を発表するとのこと。明日から始まる合併等に関する市民説明会で市民が腑に落ちるまで説明してほしいものです。
合併等に関する市民説明会は明日9日土曜日、午後2時~市民会館小ホールにて行われます。
合併して本当に行財政基盤強化になるのかどうか、ここがポイント!!
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