りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

ケースワーカーの増員は必要です

2010年09月27日 | なんたって住民福祉

 今年の6月に生活保護を受けた人が190万人を超え、昨年の12月からの半年で約10万人の増となり、世帯数は137万7930世帯で過去最高に達したとのことです。急増するその最大の要因はというと雇用を失ったことなどということですが、いよいよ大変な状況になってきていると感じます。

 私のところにも生活保護に関する相談は絶えませんが、全国の大変な実態は本市でも同じことがいえるので、さらに市民の命を大切にする小田原とするために、力を注いでいくべきところだと思います。

 昨日は生活が大変だという方から日中に何度も連絡があったということで夕方遅い時間になってしまいましたがその方のお宅を訪ねました。訪ねるとご高齢の女性で、一人でお住まいです。「お金がなくてこの先が不安」だということをだいぶ訴えられていました。

 お話しをよくお聞きすると、生活の糧は年金と貯蓄となっていますが、年金は数万円程度で貯蓄はあってもあともう少しで底をつきそうだということでした。誰しもそうですが生活していくお金がなくなるほど日々に不安を覚えることはありません。不安が大きくなると体の調子もくずれて行きますがこの方もお体の調子はあまりよくありませんでした。不安を一つずつ取り払えるようにお話ししたつもりですが関係機関にはたらきかけながらご近所のお知り合いの方にも声をかけて、見守っていかなければと思いました。

 私は先の6月議会の一般質問で、急増する生活保護世帯に、適切な保護と保護をされた方たちの自立促進、ケースワーカーなどの過重労働を減らすために不足するケースワーカの増員をするべきではないかといったことで質問をしました。就労相談員2名増が確かあったと思いますが、本当に人員確保がますます必要になってきていると感じます。

 9月議会は決算特別委員会の審査が連日行われています。きょうは時間をかけて平成21年度決算について資料を見ながら一つひとつ検証を行いました。平成21年度の保護行政はどうだったのか、保育園の待機児童を減らすためにどのような策が講じられたのか、安心して医療を受けられるようになっているのかなどなど。チェックを行っています。


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