(お店の前の鉢植え)
教育基本法に、第10条(教育行政)教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである。と記されています。私はここに、この法律のもつ真髄を思います。
父や母の時代は「教育勅語」でした。天皇は人間にして神とされ、その前には絶対という教えでした。これについては言うまでもなく大きく問題がありますが、しかしそんな時代でも当時も憲法とは別のくくりで教育が重んじられていました。
現在国会では教育基本法をめぐる議論が始まろうとしています。政府与党案は教育基本法の第10条の不当な支配に服することなく・・この部分に「教育振興基本計画」を盛り込みたいとしています。民主党はこの部分を削る方向にあるようです。また与党案に対する代案を近く正式に決定するとか。どちらにしても教育の内容にこれまでにない力が及んできそうで危惧します。なぜそのように変えなければならないのか、ここに大きな疑問を持たざるを得ません。私はむしろ教育だからこそ不当な支配に服することなく・・・この部分が非常に重要であり一層生かされていくべきところだと思っています。
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子供の頃に観てもう一度観たいと思う映画は、<戦争と人間><ジョニーは戦場に行った>、怒り、恐怖、苦しさ、悲しみ、衝撃的でした。戦争は絶対してはいけないというメッセージが子供の私にもはっきり解かりました。
その後、高校生になり、私は生まれて初めて
<戦争が起きればいい>と授業のたび主張する教師に出会いました。驚きました。戦争体験があるであろう年配の先生でしたので、余計に。でも、お年寄りの中には未だに、そう考える方がいるのが現実なのですね。戦争する為の教育がそこまで人に影響するんですね。恐ろしい事だと思います。その方も戦争の被害者なのですね。
<戦争が起きればいい>ということについてですが、私もそういう人に出会ったことがあります。その人は「日本人は戦争でも起きなければわからないんだ!」なんて怒るのです。何がわからないかといいますと税金や保険料が上がって暮らしがとことん大変になってもじっと我慢しているだけでどうしようもないから。というんです。そうなれば目が覚めるという発想からきているということがわかりました。また本気でないことも後でわかったんですが、そこまで暮らしが大変になっている。閉塞感を感じているのかなと思ったのです。この方も戦争の体験者。再びそんなことを言わせなくてはならないなんてこの国の政治は問題が多すぎます。頑張らなくてはと思いました。