前回に引き続き「8月15日を考える会」について
折井美耶子氏によるご講演はとても好評でした。特に分かりやすいとの感想が寄せられていました。
8月15日を考える会の今年のテーマは、軍国少女がまたつくられる!
ー女性にとっての戦争体験ーということでした。
またつくらる!とは過去につくられたことを意味し、またつくられるのは非常に恐ろしく思いますが、過去の歴史をたどればなるほどなと思うわけです。
1901年の日清、日露戦争の間に、愛国婦人会の成立、
1918年・大正8年の臨時教育会議は、軍国少女への第一歩となったと折井氏は指摘されました。
それは教育勅語の趣旨を重んじ、国体観念の強固な淑徳節操を重んずる良妻賢母主義国家に。国内では、大正デモクラシーの諸運動を押さえ込み、国家主義・軍国主義へ。そうして1931年の大日本国防婦人会の創立、1942年の大日本婦人会など、まさに女性はこうして戦争に巻き込まれて行ったのだなとつくづく思うのでした。
現代は、女性自衛官が約12,600人・6パーセントに。兵器のハイテク化により男女差なしになっている。軍国少女は銃後をまもるだけでなく、兵士にも。などと述べられていましたが、そうならないように二度と戦争する国にさせてはならないと思いました。
写真1枚目は折井氏 2枚目はスピーチする会の代表呼びかけ人の宇佐美ミサコ氏と司会の佐々木ナオミ氏(実行委員)
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