りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

戦争と平和を語り継ぐ

2011年08月14日 | 戦争をする国にさせない

 きょうも暑い一日だった。

原爆が落とされたあの日も、終戦のあの日も暑かったのだろうか、その時の暑さはどのような暑さだったのだろうかと思う・・・。

 先ほど「8月15日を考える会」でご講演してくださった、加納実紀代さんとの懇親会を終えて帰ってきました。いいー集いでした。講演は広島の原爆で自らが被爆された体験から始まりました。幼なじみのカッチャンンとミチコチャンなどの死、累々と続く黒こげの死体など。幼心に原爆で受けた心の傷はいくばかりかと思いました。戦争に明けくれた日本の近代、広島は被害と加害の二重性を持つ究極の被害、なぜ唯一の被爆国が原発大国になったのか・・・。その一つひとつに原爆・戦争、平和に対するご自身の思いが熱く語られていたと思います。参加された方全員が熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

 ウクライナ出身のオクサーナ・ステパニュックさんの歌声は魂がゆさぶられるようでした。楽器バンドゥーラとともにウクライナの風と空気が感じられ、聞く人、見る人に深い感動を与えている。そう思いました。圧巻です。今回の企画は「チェルノブイリ子ども基金」の多大なるご協力で実現しました。すばらしい~

 毎年好評の写真展は他団体からお借りして、飯田耀子さんご提供によるものですが、今年はご自身が写されたもの多く、写真はどれも貴重な一枚でした。飯田さんは戦時下の小田原地方を記録する会、市内小中学校への戦争体験・平和の語りべとして大奮闘されています。写真がすべて掲示されたときのホッとされたお顔が印象的でした。

 女性史研究家の宇佐美ミサ子さんは「8月15日を考える会」の呼びかけ人のお一人で代表をされています。小田原で、戦争と平和を語り継ぐには欠かせない方です。今回も事務局の松本茂さんと絶妙のコンビで自由トーク・交流会などを進めていただきました。

 会場が満杯になるくらい参加者が多く、そのため会場は少々暑かったのですが、それでもその暑さにもめげずに、今年は一段と最初に言ったとおり、実にいいーつどいになたっと思いました。よかった!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 広島、長崎を二度とくり返さない | トップ | 被災地はどうしているだろうか »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

戦争をする国にさせない」カテゴリの最新記事