りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

高齢者施設等への社会的検査と自宅療養に療養サポートを

2021年06月26日 | 市議会

~一般質問のつづき~

ワクチン接種と検査は同時並行に進めるべき

 この間市内の障がい者施設において、新型コロナウイルス感染症のクラスターの発生、市立学校1校において感染者が発生し休校等がありました。ワクチン接種が始まり、さもするとワクチンに頼りがちになりますが、やはり同時並行にPCR検査を行い無症状感染者の発見、隔離等行い新型コロナウイルス感染症を封じ込むことが必要だと考えます。

 積極的にPCR検査を高齢者施設、通所・訪問サービス事業所等に進めること。障がい福祉サービス事業所、教員、保育士、放課後児童クラブ指導員への検査の必要性を求め質問しました。

 高齢者施設等での実績はどうなっているのか、教員、保育士、放課後児童クラブ指導員への検査について国のメニューとするよう県を通じ国へ求めるべき、そうなるまでの間本市が独自にPCR検査を実施すべきではないかと質問しました。

 県は高齢者施設等へのPCR検査を熱心に取り組んでいる。今後は感染力の強いアルファ株、デルタ株を危惧する。クラスター発生を防ぐために対象を保育園、学校等関係者に広げる必要性がある。全国の自治体の中には、PCR検査費用の助成を実施しているところがある。ぜひ本市でも研究・検討すべきと提案し質問しました。

 答弁は、高齢者施設等の検査を3月末までに57施設、4363人実施。その後については県が集計中。PCR検査の対象拡大は、感染状況視て機会捉え県、国に求めていく等ありました。

自宅療養者の把握について

 神奈川の自宅療養者は、6月4日現在1,031名。軽症者は自宅療養を余儀なくされるが、まず市はどのように把握しているのか質問。今年1月から5月21日まで警察庁に報告があった在宅で亡くなられた陽性者の方は119名。神奈川では1月の自宅死亡数が10名、5月に1名となっている。こうした数字に驚いているが、こういうことが起こらないようにしなければならない。

 地域の医師会や訪問看護ステーションと連携し、自宅療養者のへの「療養サポート」を行うことで早期に医療介入を実施する動きが出てきている。県と藤沢市が先行して実施しているが、本市の自宅療養者にもぜひそのような対応をしてほしい等質問しました。

 本市の新規感染者の多くは軽症者、自宅療養者が多いと思われる。小田原市を管轄する小田原保健福祉事務所と県が連携して市内自宅療養者への「療養サポート」をするよう県にアクションを起こしてほしいと質問しました。

 答弁は、情報聞くことできないが、県とは連携して行っている。大幅に増えたら考えていくなどとありました。

 なので、当然だが大幅に増えてからでは遅いので、そうなる前に対応するよう重ねて求めました。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする