りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

生涯現役推進協議会運営費貸付金とオリパラ事前キャンプ

2021年06月12日 | 市議会

前後しましたが、8日は総務常任委員会でした。

議案4件、報告9件の審議となりました。

議案の生涯現役推進協議会運営費貸付金について

これは国の生涯現役促進地域連携事業。国では少子高齢化が進展し健康で意欲と能力がある限り年齢に関わりなく働き続けることができる生涯現役社会の実現を目指す中、高年齢者の多様な就業機会の確保を今後の重要な課題としている等とある。

それに応える形で、今回市は生涯現役促進地域連携事業「地域協働コース」の受託をした。これまでに国の「連携推進コース」を受託し成果を上げてきたが、すでに立ち上がっている小田原市生涯現役推進協議会にて、2021年度~2023年度まで今度は採択となった「地域協働コース」に対し、本協議会の運営資金として市から無利子で貸し付けるというのがこの事業の趣旨である。

地域協働コースの予算額

2021年度100,00千円、2022年度9,500千円、2023年度9,000千円

岩田泰明議員は、実績に対し目標値あるというが、目標値の理解は趣おいていないということでよいのか?目標値に対して実績どうであったか?次年度以降取組み変わるというものなのか?目標値落ちた部分は何か?などと質疑。

目標値の取り扱いけっして軽んじていない。達していない場合見直し、最悪は中止となる。今回入れていないのは分かりやすい実績数字を挙げた等答弁がありました。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプの状況について

本市が単独で受け入れる国は、①オーストラリア連邦と、②モルディブ共和国。いずれもオリンピック①の実施競技は7人制ラグビーだが、②は種目、団体規模等未定。①はオーストラリアラグビー協会が選手村に直接入村することを決定したため事前キャンプは中止となった。②は5月31日時点で実施の意向が示されていないとあった。

神奈川県と、大磯町、箱根町、星槎グループとともに受け入れる国は、①エリトリア国②ブータン王国③ミャンマー連邦共和国。①陸上(10,000m・5,000m)パラリンピックが未定②オリンピックは未定、パラリンピックは陸上(砲丸投げ)③オリパラ未定・・・いずれも実施に向け種目、人数、機関などを調整中とあった。

相手国との調整は、星槎グループが行っているとのこと。未定部分が多い理由は定かではないが、コロナの影響なのかと推測するのであるが。

正常な形でのオリパラ

岩田泰明議員は、正常な形でのオリパラは集団免疫獲得という状態であると考える、また、本市はまん延防止等重点措置などと述べ、受け入れ入れ辞退について言及した。

(受け入れは)5者の連携となっている。お相手国の考えを優先などと答弁がありました。

安全安心とは言えない

オリパラを巡っては日々議論が活発になっているが、コロナによってとてつもなく多くの人が亡くなり、重症の人が後を絶たない、そして今、感染急拡大が危惧されるインド型変異ウイルスが指摘されている。なので、このパンデミックの中で、なぜ実施しなければならないのか、本当によくわからない。首相は「国民の命と健康を守っていく」と繰り返し述べられているが、開催には賛同できるものではありません。