今日は本会議でした。
議案17件、陳情3件について採決があり、日本共産党は条例議案の小田原市部等設置条例の一部を改正する条例の、1件のみに反対。陳情も1件のみに反対となり、残りのすべての議案と陳情には賛成しました。
岩田泰明議員は条例議案に反対討論を行い、横田英司議員は一般会計補正予算に賛成討論と陳情2件の賛成討論を行いました。ちなみに陳情の加齢性難聴者の補聴器購入に公的助成を求める意見書の提出等を求める陳情書には日本共産党含む6名が賛成。
後期高齢者医療保険の窓口負担の2割導入の中止・撤回を求める意見書の提出を求める陳情書は日本共産党の3名のみが賛成。公営事業部事業課の事務の適正を求める陳情は賛成者はありませんでした。
例えば、後期高齢者医療保険の窓口負担の2割導入の中止・撤回を求める意見書の提出を求める陳情書に対する賛成討論は、
第一に、コロナ感染が広がるもとで、高齢者の医療への受診控えが起きている。医療費の窓口負担が2倍に引き上げられれば、さらに受診抑制が強まり、高齢者の命をも脅かすことになる。
第二に、高齢者にとって1割負担が増えるだけでも、年金暮らしで、かつ、病院に行く回数が多いので、見かけの数字以上に負担は重たい。
第三に、高齢者の一部の方ではなく、多くの方に影響が起きる。
第四に、現役世代の負担軽減にはならない。
横田議員は、この4点についてそれぞれ丁寧に説明し賛成討論と致しました。残念ながら賛成者は日本共産党だけでしたが、討論のまとめで「現役世代の負担軽減」にはならず、高齢者の受診抑制が強まることで、高齢者の命と健康を脅かし、ひいては重症者が増えることで、国全体の医療費の増大につながることになるなどと訴えました。
後期高齢者医療保険の窓口負担2割導入には反対です。