川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

御城番屋敷修理終わる

2010-12-16 20:54:07 | 日記

松阪市文化財保護審議会の第三部会が、12月15日に松阪市教育委員会2階会議室で開催され、会議のあと部会委員で整備が終わった旧松坂御城番長屋を見学しました。この整備工事は昨年から行われているもので、昨年度は西棟の工事が伊藤建設の受注で行われ、今年度は中谷建設の受注で総工費2億8000万円をかけて、見学した12月15日に完成検査を迎えました。

 

見学はこの工事の設計監理をしました公益財団法人 文化財建造物保存技術協会大阪支部の重要文化財 諸戸家住宅 設計監理事務所の大城所長案内で行われました。

この御城番屋敷には現在も御城番武士の子孫が5家族住んでみえて、その他の建物は借家となっています。工事は屋根の尾根部分の波打ちを直し、耐震補強のため太い鋼管パイプで支える構造となっていますが、なるべく当初の建物に近づけるように整備が行われました。建物が現在も使われているため、風呂、トイレ、流し台などは新しいものが設置されました。

工事の費用の分担は、国が5/10、県が1/10、市が2/10、所有者である苗秀社(山本壽代表)が2/10となっています。

このあと改築整備中の原田二郎邸も見学しました。

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