私は、ワインはほとんど飲まない。ワインの味がよく分からないからである。たまにスーパーなどで思いつきに安いワインを買ってきて、口あたりがよいと掘り出し物をみつけた気分である。テレビ番組で「芸能人格付けチェック」というのがある。有名芸能人が出てきて、最高級の酒や食べ物とスーパーなどに売っている安物を見分ける遊びである。この番組でもよく高価なワインが登場するが、口が肥えているはずの芸能人であってもなかなか見分けがつかない。
先日、新聞で中国において少量のワインに水など混ぜた偽ワインが横行していることが報じられた。中には一滴もワインを混ぜずに添加剤や化学品を合成したものもあるという。この偽ワインがレストランやホテルで結構売れているという。この偽ワインに国内外の有名ブランドのラベルを張り替えることもあるというにいたっては、いかにも中国らしいといえる。この偽ワインは、かおりや甘みがあるが、喉ごしにやや違和感があるそうですが、おそらく私では全然気がつかないと思う。
日本でも合成酒というのはあるが、それはルールーにのって作られ、消費者も了承済みであるが、中国の偽ワインは頭痛などのほか、ガンを発症させる恐れもあるということから、大変な犯罪である。
偽装に関しては日本でもたびたび起きる。少し前に世間を騒がせた賞味期限偽装や産地偽装がある。先日、福岡県の老舗百貨店で九州産の黒毛和牛を松阪牛と偽って販売していたことが発覚した。商品の偽装だけに限らず耐震偽装などもそうであるが、一部の者の金儲けのために、本来の生産者や多くの消費者、国民に迷惑が及ぶ悪質な行為である。
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