川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

初めてのみえ県展見学

2011-05-21 22:36:36 | 日記

平成23年度みえ文化芸術祭「第62回みえ県展」が今日5月21日から津市一身田上津部田の三重県総合文化センターで始まりました。私はこれまで松阪市展は毎年見ていますし、日展も以前名古屋会場へ何度か見に行たことがありますが、県展は今回初めて見学しました。

 

この前このブログで描いた、書の最優秀賞の下平小波さんの作品も見せていただきました。書は若い時少しかじっていたので、何とかわかるのですが、絵の方は日本画と洋画の区別もよくわからないレベルです。ただ日本画の最優秀賞の「冴える夜」は素敵な作品だと思いました。写真もなかなか難しく、素敵な作品だなあと思うものもあれば、この作品がなぜ?というのもありました。

県展では来場者に各部門の自分の好きな作品を投票するアンケートがあり、私もなるべく入賞作品をはずして投票しました。結果の発表が楽しみです。

 

今回の県展には日本画が28点、洋画が79点、彫刻が12点、工芸が46点、写真が202点、書が100点の計467点が展示されています。各部門の出展数に対する入選数は、いわゆる入選率は50%前後で、平均で54.0%です。

以前議会の一般質問で松阪市の市展のことを取り上げたことがあります。この時入選率の問題を指摘しました。松阪市の市展では書や洋画、日本画、彫刻など入選率が100%や、100%に極めて近い数値が出ていました。作家が入選した時の喜びを味わってもらうために、入選率をもう少し下げる方がよいのではと指摘したことがありました。50%とは言わないが、せめて70%位に下げた方が入選作の値打ちが上がるのではないかと思います。

みえ県展は6月5日まで開催されています。