危機管理能力

昨日、今日のテレビのワイドショーで大きな話題になっているのが『奇跡の生還』です。先月の18日に1人でタケノコ採りに出掛けたまま行方不明になっていた78歳が奇跡的に救出された話です。20日間も耐えに耐えた末に助かったわけですが、そこには彼個人の危機管理能力が優れていたことが奇跡を呼んだといえるでしょう。沢の水を飲んで水分補給し、持っていたチョコレートを食べたり、山菜も食べて飢えをしのいでいたという事です。
幸運も重なっています。沢の近くだったことやビニールシートが近くに放棄されていたことなどがそれです。と同時に個人の生きるための気持ちの持ち方がしっかりしているのと、例えば、水分を補給する必要性や、食べることの出来る山菜の見分け方を知っている等の知識が豊富だったからでしょう。
楽しみを中心に生きるためには、そのバックグランドに自分を守る個人の危機管理能力を磨くことが必要です。地震、台風、大雨等の自然災害はもちろん、交通事故等が突発的に我が身を襲って来るかも知れません。その時に最小限の被害にする為に普段からこの能力が必要です。