ベテラン

朝一番にこのエッセイを書いています。今日はプロ野球オールスターゲームの監督推薦のメンバーが発表される日です。セ・リーグはドラゴンズの高木監督、パ・リーグはソフトバンクの秋山監督が選びます。
特に私が注目しているのはセ・リーグです。何故なら高木監督は冗談かも知れませんが、ベテランをたくさん選びたいと話していたからです。頭に浮かぶのは、2500本安打を決めた阪神の金本選手、ドラゴンズでいえば、和田選手はすでに選ばれていますが、山本昌投手、谷繁捕手、山崎選手などがイメージされます。カープの前田、阪神の桧山の両代打者もいいですね。それにすでに選ばれているヤクルトの宮本選手もいます。
今、並べた選手達はおそらく心の器に「出来ない」という水は溜まっていないのでしょう。いや、かつて溜まったことがあったとしても、その心の器に「まだ私は出来る」という小石をポンポン投げ入れて来たのでしょう。しばらくすると「出来ない」という水はどんどん流れ出てしまって心の中は「私は出来る」という小石でいっぱいになったのです。
話は横道にそれたかも知れませんが、そんな選手をずらりと並べた極端なラインナップにも期待しますね。