フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

家庭菜園

2010-06-20 21:47:58 | Weblog
同年代の人と話していると、時々趣味として家庭菜園を楽しむ人に出会います。私の友人も家庭菜園を趣味というか生きがいにしている人があり、丹精した作物を頂くことがあります。大きさや形は様々ですが、新鮮ですし、なんといっても美味しいですね。
地産地消という言葉がありますが、新鮮であると同時に地球環境に優しいことでもっとこの意識を広めたいですね。その点からも家庭菜園はいいことです。
地球に優しいといいましたが、人間にも優しいのがこの家庭菜園です。友人に聞くと、自分で育てた野菜を収穫した時は自然に笑顔がでるそうで、優しい気持ちになるそうです。また、畑仕事をしていると季節の移ろいを非常に感じることが出来るようです。作物の種類も季節があり、その作物の成長や野菜目当てに飛んでくる鳥を眺めながら季節を意識できるのです。地球上は人間だけが生活しているという驕った気持ちを捨てることが出来る瞬間でしょう。
ところで老人介護の施設では、この家庭菜園を取り入れて施設に入っている老人が世話をしています。いつも介護を受ける側の老人が介護をする側に回ることで、気持ちにゆとりがでる効果があるそうです。改めて晴耕雨読に憧れますね。