フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

消える

2010-06-04 23:24:23 | Weblog
8月29日に閉店する松坂屋名古屋駅店で閉店セールが始まりました。予想以上の6万人が来店したそうです。大変な人気だそうですが、ここでも日本人の去り行くものに憐憫の情をかける心情がよく出ています。そういえば、総理の座を去る鳩山さんに対する各メディアの論調も優しくなりましたし、なんと支持率も少しアップしたそうです。あれだけの批判はなんだったのかと思える位です。
さて、今日から登場する新しい代表には菅さんが選ばれました。メディアとのハネムーンはおそらく今日一日で、内閣組閣に始まる論議が始まります。ましてや、国民の方はこんどこそという思いが強く視線の厳しさは増しているだけに、しっかりとした対応が求められます。この国民視線が厳しくなったのが、鳩山内閣の功の部分でしょう。
ただ逆に言えるのは去る者に視線が集まるのもわずかな期間だけですから、このギャップに押し潰されないようにしてください、鳩山さん。
日が当たらない状況になるのがいやさに参議院議員候補者から批判が出ただけに仕方ないですね。それこそ、日出る国の国民ですね。
忘れていました。その日が当たっていない国民の為の政治を期待しますよ、菅さん。