フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

雨傘

2008-06-19 22:41:11 | Weblog
今日はあの太宰治が東京・三鷹の玉川上水で入水心中を遂げた日、桜桃忌です。
今年で丁度60年です。ニュースによると玉川上水のほとりでは梅雨空の下のアジサイが美しく咲き誇っているようです。
そしてそのアジサイが似合う、まさに曇天から雨の19日です。まだ降り出してこない集団登校の子供達は皆、傘を持っての行進でした。
この雨傘、日本では非常にカラフルな傘が多くなっています。確かに出掛けるのもうっとうしい雨、そんな時にカラフルな傘は気持を引き立ててくれます。又、交通安全にも役立ちます。
かつて「バラエティージャーナル」というラジオ番組を担当していた際のコメンテーターにカナダ出身の女性がいました。その女性の言葉が印象的でした。「日本の傘は本当にカラフルですね。カナダでは殆ど黒一色ですヨ」
やはり今でも欧米では黒やネイビーの傘を男女とも利用している様です。
ところが、このカラフルな傘で気持を引き立てているのですが、何とJRの車内忘れ物ベストテンではず~っとNo.1です。
傘そのものが手に馴染まないのでしょうか。果して今日は何本の傘が車内に!!
さてここで1つ皆さんにも気付いてもらいたいですが、カラフルな傘と洋服やバッグとのコーディネートはうまくいっていますか?意外と盲点になっているのではないでしょうか。