フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

○○の目

2008-06-04 22:55:37 | Weblog
「人は見た目で判断してはいけない」とよくいわれますが、こんなデータがあります。心理学者のメイラビアン氏のデータによると、人が人を判断する場合、非言語的な情報をもとに判断するが93%、言葉による判断が7%です。やはり見た目で判断する事が圧倒的に多いのですね。
その見方ですが、我々がよく教えられた事に「魚の目、虫の目、鳥の目を持て」がありました。今日、6月4日は虫の日ですから「虫の目」から考えてみると日本で多いタイプの「虫の目」は気配りを忘れず身近な事に関しては配慮が行き届きます。近いところの認識力には優れていますが、直接我が身に関わりのないところでは認識が足りません。
「鳥の目」は大枠を把握する力に優れ、全体がよく見えます。但し身近な事に弱いわけですね。そして最後に「魚の目」です。世の中の流れを敏感に読み取りますが理性的でない場合は結構ひややかです。
これらの目をバランスよくあわせ持てれば最高ですが、なかなか難しい事です。ところがもう1つ忘れてはならない「目」があります。
それは「女の目」です。商売にしても日常生活にしてもこの目を忘れたら大変な事になります。
馬鹿にしないで女の目から見た解説を鄭重に聞かせてもらえば仕事にも役立ちます。ヘタをしたら貴男自身が「虫の息」になってしまいますよ。