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趣味の話など

越中へ ~富山あれこれ~

2008-05-04 | 一寸お出かけ(北陸)
現在の富山城天守閣は戦後間もなく建てられたもので、鉄筋の建物
の内部は博物館という、ここまではよくある話ですが、実のところ江戸
時代には既に天守閣がなかったとされており、この天守閣は再建どころ
かホンマのパチモン?といえます。

ところが、戦後復興期を代表する建築物として、国の登録有形文化財
になっているというのが、別な意味での歴史的価値を認められていると
いう点で面白いと思います。

さて、富山に行くのは5年ぶりで、その時にも市内線には乗っています
が、全区間完乗のため乗りなおして来ました。

万葉線の旧型車と、扉配置以外はほぼ同じ型です。



こちらは平成に入ってから投入された比較的新しい車両です。



この市内線、現在は1路線だけですが、環状化や富山ライトレールの
乗入れ構想があるなど、しばらくは安泰そうです。

ところで、かつて「最も高価な駅弁」として知られていた、「ますのすし」
も富山の名物です。



実はサケ・マスもすし飯も決して好きな食べ物ではないのですが、これは
上品な味でうまかったです。

帰りは快適な「サンダーバード」ではなく、あえてボロイ485系の「雷鳥」
を選んで乗ってきました。(そろそろ見られなくなりそうなので…)



車内放送の「鉄道唱歌チャイム」も未だ健在でした。
嫌いではないのですが、アレこそ古臭さに輪をかける感じがいたします(笑)

<富山旅行記・完>
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越中へ ~富山ライトレール/岩瀬浜~

2008-05-04 | 一寸お出かけ(北陸)
かつて、富山駅から北の富山港に向かって、富山港線というJRのローカル
線がありましたが、丁度2年ほど前の2006年4月に三セク・LRV化され、
「富山ライトレール」という名称に変わっています。

JRの頃は、それこそ列車が1時間に1本しか来ないような悲惨なローカル
線でしたが、LRV化されてからは電車が15分毎になり、乗客数も倍増した
ようです。(LRV化の成功例として、マスコミに取り上げられることも多い
ですね)

富山ライトレールの終点は、岩瀬浜という漁港近くです。
この光景、観音寺の辺りもほうふつさせます。



富山港展望台。
20m程の高さですが、周囲に高い建物がなく、富山港内を見渡すことが
できます。入場は無料。中にエレベータはなく、上に登る手段は階段だけ
で結構大変です(笑)



展望台から少し歩くと、回船問屋群のある古い町並みがあります。



その回船問屋の一つ、「森家」は重要文化財に指定され、中も公開されて
います。係のオヤジの解説の名調子が印象的でした。



追伸:
実は旅の目的の一つとして、全国の路面電車全てに乗ることを目指して
ましたが、今回の富山ライトレールで、とりあえず全事業者達成しました!
但し、残念ながら全区間完乗できてない所がいくつかあるので、早速それ
が次回からの目標です(笑)
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