JRの在来線はナローゲージ(狭軌)と呼ばれる1067mmの軌間ですが、
写真はそれよりももっと幅の狭い762mmの軽便鉄道です。
ちなみに、インドの幹線は、ブロードゲージ(広軌)と呼ばれる1676mm
の世界最大の軌間が使われており、親子ほど異なります。
おもちゃのような機関車と客車ゆえ「トイトレイン」と呼ばれるこの路線、
紅茶で有名なダージリンへの88kmを結ぶ山岳鉄道です。
時刻表上は全線を約7時間かけて走りますが、実際に乗車したところ、
途中で軌道の交換工事をやっていて待たされたり、対向列車待ちで1時
間以上停車したり、終着の1つ手前の駅に至っては、ブレーキの不具合
か床下でトンカチ修理を始める始末で、結局4時間遅れ…
ダージリンに着く頃には、車内には灯りがなく真っ暗(しかも駅まで!)で、
そのうえ山岳地帯で非常に寒い中暖房もなく、見かけのかわいらしさとは
裏腹に実に大変な体験をしました。
写真はディーゼル機関車ですが、蒸気機関車も現役です。
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