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趣味の話など

いすゞプラザに行く

2022-01-16 | 一寸お出かけ(関東)
以前から興味があった企業博物館「いすゞプラザ」に行ってきました。

いすゞ藤沢工場に隣接しており、最寄りの湘南台駅(小田急、相鉄、横浜市交)
からは送迎がありますが、車両はマイクロバスとか路線バスではなく、大型観光
バスのガーラという何とも豪華仕様。中の座席は革張りでした。


鉄道系の博物館ではお約束ですが、こちらも大きなジオラマを備えていて、自動
車が支える街の一日が再現されます。鉄道系博物館のそれを凌ぐほどの緻密さ。


HOサイズの小さな自動車が自走します。

サイズこそ鉄道模型準拠ですが、市販品ではなくスクラッチビルドで、中には
マイクロチップを備えプログラマブルに走行できるそうで、驚きです。
ちなみに、奥のほうで電車も往復運転していましたが、完全に脇役でした(笑)

中央の集合住宅の火災現場に向かう消防車を再現。


「街の遊撃手」ジェミニのアクロバティックなCMにはびっくりしましたが、
それを再現していると分かるのは中年以上ですね。


ジオラマと同じ1階には現行の商用車・特殊車が展示されていました。


運転席も開放されていて、計器・灯火類もファンクショナブルという太っ腹
な展示。

小さい頃はバスの運転手になりたかったのですが、大型車の運転席に座って
ハンドルを握ったのは初めてで、感動しました。
右写真は自衛隊トラックのシフトレバーですが、パネルには"Allison"のロゴ。
アリソンといえば航空機用エンジンで知られますが、後で調べたところAllison
Transmissionという別の会社ながら同根とのことで、大型車用ATではトップ
シェアのようです。

2階の展示で、トラック製造工程の説明。


左写真はプレスを模した展示で名刺大の紙を型押ししてお土産として持ち帰れ、
右写真はインパネへの部品取付を時間制限内に終わらないとバラバラになると
いう「危機一髪ゲーム」的な趣向(実際の現場でそれはシャレになりませんが)
で、遊びながら学べる工夫が随所に見られました。


お約束の運転シミュレータ。

時間制限付で、右折があったり、路駐車をかわしたり、大型車の挙動も再現されて
なかなか難しかったですが、クリアしました(自慢)

同じく2階のヒストリックゾーン。日本初の乗合バスから終戦直後のトラック、
かつて手掛けていた乗用車、歴代エンジン等が展示されています。
車両はモックアップ等ではなく、廃車を収集し社内プロジェクト体制で自走可能
な状態までレストアされたものだとか。


年表とともに歴代製品のミニカー(これもスクラッチビルド)の展示。

左写真奥の黄色いバスの塗装は、何となく我が地元の事業者のものにそっくりです。
実際、いすゞキュービックの高出力型(坂道が多い)を多数採用した事業者でした。
右写真はそれより古い時代で、観光バスの「オバQ」の横には、「例のボンネット
バス」のBXD30の姿もあります。
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