ELレトロみなかみ号

とある金曜日の晩、神戸空港発最終のNH416便に乗って、どうにか
最終の高崎線で上尾に着きました。



お目当てはこれ、翌朝上尾始発の「ELみなかみ号」で、数年越し
の念願だったEF6019牽引の列車に、ようやく乗ることができました。

左の入線時の写真はどうしようもなかったのですが、人混みに
交じってどうにか発車前に編成写真も撮れて、これだけで既に
満足です。



SLのほうは表定で30km/h程度、最高でも60km/h程度ののんびり
したスピードですが、ELのほうは現役時代と全く変わらぬスピード
で、停車駅が少ないとはいえ、電車に抜かれることもありません。

あっという間の高崎到着で、SLへ交替です。
茶色い機関車は、プッシュプルで先頭を務めていたEF641001号機。



なぜかこの日は外国人が多数乗車。渋川での長時間停車中に聞く
と英国からのツアー客で、日本の鉄道を見て回る行程らしく、逆に
「フライングスコッツマンは知ってる？」などと聞かれたりしました。

ちょっと勿体ないのですが、渋川から後続の普通列車で水上に先回りし、
SLの走行シーンも撮ってきました。昨秋にはD51498号機と12系客車の
組み合わせも撮っていますが、やはりSLには旧型客車がしっくりきます。



機関区跡のSL広場では、転車台作業を間近に見ることができます。
本来なら180度回すだけで事足りるのですが、サービスで１回転半
してくれます。



水上温泉の散策中に見つけた「ムネオハウス」(笑)



帰路の機回し作業中。



帰路の高崎では再びEF6019が待機していて、今度はこちらが
プッシュプルの先頭を務めます。
それにしても50年以上の昔の1962年製造ですが、ピカピカです。



帰路も元気な走りっぷりでしたが、それが過ぎたのか？桶川で
大オーバーランをやらかして停止位置修正・７分遅れとなり、
後続列車も遅延となるハプニングもありました。
周囲の乗客は怒るどころか大喜び(笑)

ちょっとしたハプニングはあったものの、無事上尾に到着。
ここでも大変な人混みでしたが、どうにか写真を撮ることが
できました。