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趣味の話など

はんしんまつり

2019-11-03 | 一寸お出かけ(関西)
阪急の正雀の公開と同様に、阪神の尼崎も事前応募制で、3回目の応募にして
はじめて当選しました。ただし、阪急は往復ハガキでの応募に対し、こちらは
Web応募が可能です。



尼崎車庫には歴史的なレンガ倉庫があり、そこだけの公開には行ったことが
あります。



ファンの間ではゲテモノと呼ばれる事業用車が見られるのも、車庫ならでは。



休憩所の1000系。
手前を歩いている人は大きな駅名板を抱えています。各社の物販ともに、中古
鉄道部品の販売も行われていて、駅名板は数千円ぐらいだったので、ちょっと
欲しかったです。新開地とか高速神戸といった、ちょっと変わったヤツ(笑)



5500系の見たことがない塗装。
改造途中の車両(チラ見せ?)とのことで、看板の内容を要約すると「詳しい
内容は鋭意検討中のため、質問には答えかねる」「今後の情報に注目」「写真
撮影、SNS投稿は大歓迎」となっていました。



トラバーサ実演。



見どころは色々ありましたが、興味深いのはやはり工場内部でしょうか。



作業台には表示器が置かれてますがあくまで演出で、表示器でいじる部分
はせいぜい幕の交換ぐらいで、実際には接触器のチップの整備などが多い
とのことでした。



8000系の制御器の動作実演を行っていました。
模擬的に1~4ノッチを入れて、カム軸がガチャガチャと動く様子は壮観
です。こういうのが見られるのは古い車両ならであり、今時のインバータ
制御はブラックボックスで、目で見える動きは全くないとのこと。
実演は、弁当箱ぐらいの大きさの簡易な試験器を用いてましたが、本チャン
の試験器は右写真のようなもので、まるでマスコンそのものです。



現有車種の主電動機。奥から5500・9000系、5700系、1000系、8000系用。
(写真に入りきらないさらに手前には、5000系用もありました)
手前の8000系用の直流複巻電動機と、一つ奥の1000系用の交流誘導電動機と
を見比べると、後者の体積は2/3ぐらいです。
右写真は8000系用主電動機のカバーが開けられてますが、右側に集電ブラシが
あり体積を要するのと、消耗部品であるブラシの保守が必要です。現在主流の
誘導電動機はそれらを不要としました。



なぜか5000系の台車がポツンと置かれていると思ったら、クレーンによる
吊り上げ実演に用いられてました。
他社の車体吊り上げに比べて随分地味(笑)ですが、それでも溝のある地面に
フランジをピタッと合わせてスムーズに接地させると拍手が起こってました。
クレーンの運転は一年目の若手。
伺ったところ、工場内は死角が多いため、天井クレーンはあえてリモコンを
使わず運転台で操作するとのことでした。



車庫のすぐ南には、新しい尼崎城復元天守が。
この周囲も会場になっていたようです。

コメント
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