goo blog サービス終了のお知らせ 

(有)花沢不動産

趣味の話など

サウスバウンド・6:磯庭園

2008-01-03 | 一寸お出かけ(九州)
翌朝、熊本からリレーつばめと新幹線を乗り継いで、鹿児島入り。
昔は八代以南は単線でガタガタの線路を、在来線特急が一生懸命走って
いましたが、新幹線の開業で本当の意味で速くなりました。

鹿児島の最初は、島津家別邸であった磯庭園(仙厳園)に行ってきました。
ここは居所の他、斉彬の時代に溶鉱炉や紡績、切子などの近代産業発祥
の地としての側面も持っています。

御殿の中では、いかにも正月らしく琴の演奏が披露されていました。



庭園は、桜島や錦江湾を借景としています。



実はここのすぐ脇を日豊線が走っていて、小学生ぐらいの時に初めて来た時
は庭園よりも、そちらのほうが気になってしょうがなかったです(笑)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サウスバウンド・5:熊本市電コレクション

2008-01-02 | 一寸お出かけ(九州)
まず旧型車から。(1350型)



旧型車の車体のみを更新したもの。(8500型)
四角張った車体がいかにも80年代していますが、このスタイルはしばらく
の間、路面電車のスタンダードとして、あちこちの都市で見られるように
なりました。



なお、純粋な新車として作られたもの(8200型)は、日本初(ヘヴィレール
含む)のインバータ制御車でもあります。


90年代に入ってからの車両。(9200型)
この頃のアルナの標準的スタイルとなっています。



こちらは97年から導入された日本初の低床車両。(9700型)
アドトランツから技術導入・機器購入し、新潟鉄工が製造したものです。
ちなみに、アドトランツは吸収合併、新潟鉄工は倒産により、現在は両社共
会社の名前が変わってしまっています。



この低床車、決してトラの子的なものではなく、結構な両数が走っています。
ちなみにこの色は熊本県警色です(笑)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サウスバウンド・4:熊本城

2008-01-02 | 一寸お出かけ(九州)
熊本城の天守閣は改修中とのことで、このようなorzな姿でした。

なお、天守閣は西南戦争の直前に焼失しており、こちらは1960年に再建
されたものです。内部はよくありがちな博物館となっております。

宇土(うと)櫓というものが、天守閣並に立派だったことが、せめてもの救い
でした。こちらは築城当時からのオリジナルです。



熊本城は市街中心部に位置し、繁華街もほど近くにあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サウスバウンド・3:熊本電鉄

2008-01-02 | 一寸お出かけ(九州)
写真の車両は、もと東急5000系(初代)で、下ぶくれの愛嬌のあるスタイル
と緑色の塗装から「青ガエル」という愛称が付けられていました。

この車両、東急からの引退後、あちこちの地方私鉄に譲渡されましたが、
今では走っている姿を見ることができるのはここだけです。車齢は50年を
優に超えており、営業運転していること自体が驚異的です。

その運転台。
ワンマン用の機器が色々と加わっているようです。



その室内。
ドアの下部を見ると、「下ぶくれ」のスタイルを特徴付けている、きついRの
裾絞りがあることが分かります。



なお写真手前側の窓は、以前話のネタにした「ナゾの戸袋窓」です。

…すみません、熊本電鉄の紹介のつもりが、ついつい5000系の話をアツく
語ってしまいました(笑)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サウスバウンド・2:水前寺公園

2008-01-02 | 一寸お出かけ(九州)
熊本では、まず水前寺公園へ。
水前寺成趣(じょうじゅ)園というのが、正式な名称のようです。

かつての紅白常連の「水前寺清子」のほうを先に知ってたというのは、
私だけではないと思いますが、皆さんはいかがでしょうか? (言うまで
もなく、ここにちなんだ芸名です)





なかなか立派な庭園ですが、実は街中にあり、こんな風にビル群も見えて
しまったりします。



こういうのを目の当たりにすると、景観条例の必要性を感じてしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サウスバウンド・1:ブルトレに乗る

2008-01-01 | 一寸お出かけ(九州)
外出しており、色々とメッセージを頂いたにも関わらず、十分なご挨拶が
できず失礼いたしました。

さて、元旦早々から、ワタクシは熊本・鹿児島に出かけておりました。

その目的の一つがコレ、「寝台列車」に乗るというもので、熊本行の「なは」
号に乗ってきました。この列車、途中の鳥栖までは長崎行の「あかつき」号
と併結されており、マニアの間では「なはつき」などという俗称で呼ばれて
おります。(ちなみに「富士・はやぶさ」は「ふじぶさ」です)

長期低落傾向にある寝台列車も、とうとう次の3月のダイヤ改正で、この
「なは」「あかつき」に加え「銀河」の廃止が予定されており、もはや寝台
列車というものは絶滅の危機に瀕しております。
ちょうど30年ほど前の「ブルトレ・ブーム」今いずこ、といった感じですね。
(西村京太郎の十津川警部シリーズもこの頃知りました)

さて、B寝台個室「ソロ」の室内。
B寝台というだけあり正直ムチャクチャ狭いですが、カーテンで仕切られて
いるだけのノーマルなB寝台のような無用心なことがなく、安心して寝る
ことができます。



それにしても、客車の寝台車の見た目は「悲惨」という一言に尽き、この外板
の傷み具合なんか尋常ではありません。
もはや自然死を待つ状態といったところでしょうか?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする