麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

備忘/2023年末-24年始~2.鉄紺の箱根(復路)

2024年01月10日 | スポーツ

継続する記録としては最長の

箱根駅伝18年連続シードの東洋大学。

それが途絶えるのでは、という予想は、

今シーズンの大学三大駅伝において

出雲8位、全日本14位(結果シード喪失)

という成績に加え、主力の故障等の

複合的要素に裏付けられていた。

 

ちなみに出雲2023のオーダーは、

緒方~熊崎~小林~松山~菅野~梅崎。

翌月の全日本が熊崎~小林~奥山~

緒方~薄根~村上~西村~梅崎。

 

上記に箱根を加えた「皆勤賞」は四人。

(詳細は2024年1月9日付blog参照)

キャプテン佐藤真優(4)※

昨年花の二区を担った石田洸介(3)等、

実力がありながら主要レース全休の

ランナーが多くいた。

(※昨日、駅伝主将と記した松山。

 佐藤は部の主将で二人体制を敷く大学は

 少なくない/なお括弧数字は学年)

 

ただそれは他の大学にも言えることで

ピーキングがこれまで以上に重要視され、

かつ層の厚さも今後の課題になるが、

それはさておき第100回箱根駅伝

「鉄紺の復路」に集中せねば

 

トップ青学からは7分6秒、

3位城西から3分49秒差でスタート。

 

山下りの六区は西村真周(2)。

この区間、青学は野村昭夢(3)が

区間2位の快走で駒沢との差を広げ、

ほぼ勝負が決まったわけだが。

彼は東洋第65代主将・野村峻哉の実弟。

フレッシュグリーンでなく鉄紺に!!

と思ったのは筆者だけではないだろう。

 

西村から襷を受けた最上級生

七区熊﨑貴哉と八区村上太一は

我慢の走りで番手は下げずに、

いよいよ残すは2区間。

 

ここからが「一秒を削り出す」真骨頂。

九区の吉田周(3)が区間2位の快走をみせ、

アンカー岸本遼太郎(2)は、

ついに3位城西大との差を21秒まで縮めた。

 

結果、復路は堂々3位

第101回箱根はもちろん2024シーズンに

光明を灯すゴールとなった。

 

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