麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

記録

2023年05月11日 | スポーツ

【記録】

競技などの成績・結果。特に、その最高のもの。

また、物事の状態・結果などを数値で表したもの。

レコード。

・・・と、広辞苑の②にあるけれど、

やはり「最高のもの」を塗り替えるのは難しい。

 

そう改めて思ったのは・・・

我がヤクルトは阪神と甲子園で三連戦中。

 

初戦の虎のマウンドには村上頌樹

開幕からの連続無失点記録に挑み、

6回まで0を並べ、50年前に樹立された

31イニングのセ・リーグ記録に並んだ。

(1963年、中井悦雄/阪神)

7回先頭打者に一発を浴び、新記録ならず。

 

ちなみにパ・リーグ及び日本記録は、

38.1イニング(1939年、高橋敏/阪急)。

蛇足ながら「開幕から」なので、

シーズン中の連続無失点記録となると、

64.1イニング(1958年、金田正一/国鉄)。

さすがカネヤン、とんでもない数字!!

 

さて、そんな村上頌樹(しょうき)は、

この甲子園で名門・智弁学園(奈良)に

初優勝をもたらしたピッチャー

しかも全5試合47回を一人で投げ抜き、

防御率0.38という驚異の数字だった。

2016年センバツでのこと。

 

進んだ大学は、東都の雄の一角・東洋。

3年春に投手3冠、ベストナインを獲得し、

チームの春季リーグ4連覇を牽引。

翌年のドラフトの目玉となる、はずだった。

 

が・・・4年秋、右前腕の肉離れで戦線離脱。

結果、ドラフトは阪神5位指名となった。

 

プロ入り後、二軍では好成績を残すも、

二年間高かった一軍の壁を今季、ヒラリと越えた。

スピードではなく制球力に磨きをかけて!

それでも難しかった「新記録」。

 

そして昨夜は、燕のベテラン石川雅規が

入団年からの連続勝利「22年」のタイ記録。

「小さな大投手」は、来年、新記録を必ずや

達成するだろう

記録とともに記憶に残るサウスポーに。

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