週間予報では傘マークもあった
6月12日、恋人の日。
梅雨入りもした東京は、しかし
晴れのち曇りの一日になった。
ライブハウス「CRAWFISH」では
ラヴィニアが25周年記念ライブ。
四半世紀の中で、マイクに立った
歌姫たちは幾人もいたが、
今回は初期メンバーの橋本千佳子、
宮内彩地、辻奈緒子の3人。
さて。
Laviniaは、ローマ神話に登場する
ラティーヌスとアマータの娘だが、
肝心の彼女たちは露ほど知らない。
学芸大学駅近くにあった洋菓子店が
日頃の感謝を込めて開いた
song&tapのショー。
1998年クリスマスと翌年夏の舞台に
コーラスとして参加した
その店名を拝借したに過ぎない。
歌とダンス、マイムで構成された
台詞のない舞台を2000年、
アイピット目白で上演。
劇場での演劇的パフォーマンス
『NOW IT's DARK』から25年、
やがて台詞も取り込んだが、
並行してコーラスメインのライブも。
その間のレパートリー100曲超から
厳選の13曲がこの日のセットリスト
『森は静かに眠ってる』、『赤い花』、
『妖怪人間ベム』『My Destiny』など
オリジナルから昭和歌謡にアニメ、
K-popなど幅広いジャンルを
ドラム、ベース、ピアノとともに。
ブラジル・サンパウロ地方で、
女性の守護神で縁結びの神でもある
聖人アントニウスの没前日にあたる
6月12日に、家族や恋人同士が
フォトフレームに写真を入れ交換しあう
「恋人の日」。
この日のオーディエンスは、
ラヴィニア最期のライブを
心の五線紙にどんな風に収めただろう。
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