Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

ちょっとしっとりいい感じのワイン会 4回目

2011-05-14 21:34:28 | Wine
はい、
いつものメンバーで恒例のワイン会@プルミエクリュ、4回目です。
2人が高級ワイン持って来て、残りの人は中級ワインを持ってくるシステム。

泡から。

デュヴァル・ルロワ
家族経営でビオ・ディナミの作り手。
ブドウは多分PN75%Ch25%
酵母が丸いけど強い!これ好き!


アミューズはプチ・ポワ(グリンピース)のフラン。
うまかったーこれ。


人参のパンのスパイストーストも。
シャンパンと合う!


この会の掟、いいワインは酔っぱらう前に飲む!
で、本日の主役その①


ユドロ・ノエラ 
ヴォーヌ・ロマネ グランクリュ リシュブール 2007
こ、今年リシュブール3回目!ついてます。
2年ぐらい前はクリュッグについてる年でした。
そういうのってあるんですよね・・・。
そんなことはさておき、このワイン、
一言でいえば、おとなしいしゅっとした若者。
香りは力強い樽なんですが、飲むとイチゴ、後から軽くタンニン。
もう少し大人になってから味わったほうがよかったんでしょうね。
樽香はだんだん抜けてきましたが、
だからと言って全体的に開くってこともなく、
まあ、やはりおとなしいしゅっとしたお兄さんでした。

主役その②

シャトー・ディケム2004
はあ~。さわやかな甘さ。うっとりします。
ボトリティス万歳!

前菜来ました。

ノルウェーサーモンと道産アスパラガスのプレッセ

ここからはわき役のワインたち。


これ、持ってきた人の意向でブラインドで出ました。
ドイツ臭しました。
ロゼになるブドウ?でもシューペートブルグンダーじゃない。
甘い。甘辛度はハルプトロッケンかファインヘルプ。
甘いブドウといえばドルンフェルダー・・・・にしてはさらりとしている。
あと日本で手に入りやすいドイツの黒ブドウって・・・・
ポルトギーザ?うーん・・・。
みんなわからず降参!で、
シュヴァルツ・リースリング=ピノムニエと判明しました。
う~んそう来たか・・・・。
おいしいロゼでした。

もう一つ前菜。

十勝のポークと春キャベツの自家製ソーセージ。


リエッシュのリースリング。
これねー、リースリングってわかりません。
先日ゲヴェルツの会でもリエッシュ飲んだんですが、そん時もわかりにくかった。
みんなの感想は一緒で、
まず激しくリンゴの香り。飲んでみると気の抜けたシャンパーニュのよう。
最近アルザスも私を悩ますアイテムです。


NZマルボロ地区で日本人・木村さんが作るソーヴィニヨンブラン。
マルボロのSBは結構強烈な青いトロピカルフルーツ臭なんですが、
日本人が作ったらどうなるか・・・。
って、やっぱおんなじでしたぁ~!

魚料理

黒ソイのポワレ。

赤ワイン行きます。
こちらは非売品。

北海道の優秀ワイナリー、中澤ヴィンヤードのピノ・ノワール。
白ワインで有名な中澤さんがごく少量作っているピノ。
少なすぎて販売できないそうです。
香りははじめ強烈な日本臭しましたが徐々に消えて、
北海道のピノにしてはしっかりとした骨格。

お肉はマグレ鴨。


最後のワインはわたくし提供のこちら。

センチュリオーネ。
イタリアのエミリア・ロマーニャ州のワイン。
サンジョヴェーゼをアマローネの製法で醸造したようです。
これまたサンジョヴェーゼとはわかりにくい。
ブラインドだったらふつうにアマローネと言ってしまいそうです。


デセールはセミ・フレッドみたいなものにベリーのソース


コーヒーと小菓子


今回も満喫しましたね~。
私たちは8人の仲間なので、
2人ずつ主役ワインを出して4回開催したってことで、
今回でとりあえず一巡したことになります。
仲間の一人が仕事の都合で今後このワイン会に出られなくなるので、
このシリーズ自体どうなるのかわかりませんが、
是非またやりたいですね。

絶対負けない東北の酒

2011-05-14 21:33:43 | Sake
午前1時半までの店に午前1時頃行ってしまいました

どうしてもこのお酒を飲んでおきたかったのです。




今出ているdancyuという雑誌の、被災した日本酒蔵特集に載っていて、
飲みたいと思っていたら、
最近常連になりつつある日本酒バーに入荷したと。
もう無くなる前に飲んでおかないと!
って、ムリヤリ行ってしまってすいません


バックラベルには、
3月11日以降の蔵の様子が書かれています。
読みながら涙が出ました。

2杯飲んで帰りました。
朝の3時に
ママさんご迷惑おかけしました

さてお酒はというと、
割とさらりとしています。
日高見にしてはさらりとしている・・・とでもいいましょうか。
生き残ったいろんなタンクを混ぜて作ったので、
使用米はブレンドということになるそうです。
お米の甘み、しっかりでています。
後味すっきり。
がっしりというよりは、すっくと凛と立っている、
あの東北の人たちを髣髴とさせるお酒です。

また飲む機会があるといいな~。
でもいろんな人に飲んでもらいたいな~。





またたくさん食べて飲みました・・・・

2011-05-14 21:33:24 | Restaurant/Bar/Cafe
この日はどうしても飲みたい日本酒があって、
最近よくお邪魔する日本酒バーに行くつもりで、
その前に腹ごしらえを・・・・といつものイタリアンバールへ。

ガラガラと戸を開けるとビックリ!
いつも別の場所でよくご一緒するドクターが一人で
すでに飲んでいらっしゃいました。

お隣に座らせていただき、
私はいつものように食べたい料理を注文し「それらに合うワインお願いします」と。
そしたら、
料理に合うワインの前にこちらをブラインドで・・・と
お隣のドクターが飲んでいたワインが出てきました。

ふむう・・・国際品種3つと土着2つ入っているとか。
ミネラルとたっぷり暖かい感じ。
かすかに青さ、ソーヴィニヨンブランね。
これはフリウリベネチアジューリア州だと直感的に判別。
このあと味の苦さは・・・ピノビアンコかなあ?
いやピノグリージョだそうで。う~ん、いつもそのあたり間違っちゃうんだよな。
もう一つはリースリングだって。
あとはフリウリの土着品種、フリウラーノとリボッラだそうで。

のっけから州当てと主要品種当て成功でちょっとうれしい。
しっかし、SB&PG&Riを混ぜるなんて・・・さすがイタリア人・・・
あ、でもアルザス人もやるかな?

そうこうしているうちにお料理登場。

江戸前アナゴと春野菜の温製マリネ
レーズンがアクセント!

これに合わせて出てきましたのは、

DOCルガーナ ロンバルディア州
作っているベルターニ社は隣のヴェネト州なんですがね。
畑はロンバルディアってことですかね。
品種はトレッビアーノ・ディ・ルガーナだそうです。
結構酸味あるのですが、
アナゴのマリネと一緒に口に入れるとそれぞれの酸味がマイルドに。
トレッビアーノだけどあと味苦くなかったなあ・・・。

次のお料理はこちら。

噴火湾産 アオヤギとグリーンアスパラガスとタケノコのソテー 
アオヤギ、貝好きにはたまらないアイテム!
これに合わせて別のワインもらったはずなんだけど写真がない


こちらは大好物の越冬ユリ根のニョッキ。
これは前回と同じバルドリーノのロゼと合わせて。

隣のドクターは赤ワインをせっせとブラインドテイスティングしています。

スフォルツァート・ディ・ヴァルテリーナ
ロンバルディアのDOCG、品種はキアヴェンナスカ(ネッビオーロ)
パッシートしたブドウを使って作るので濃厚な味わい。


こちらはリパッソ。
アマローネの搾りかすを加えて作るワイン。
これも濃厚!

お料理、ドクターとシェアしちゃったので物足りなくて追加。

桜エビとアスパラのスパゲッティーニ。
うまー。


アルトアディジェのピノビアンコ。
これ当てたかったなあ・・・。
最近これにやられっぱなしです。
ちょっと集中的にピノビアンコ特訓しようかな・・・。


シャコとあずき菜のパスタ。
これまたうまかったー!

これに合わせて出てきたのは、

ヴァルテリーナ・スーペリオーレ
先ほどのスフォルツァートのパッシートしてないバージョンのワインです。

こちらは偶然お隣になったお客さんからごちそうになったワイン。

ファレスコ・テルース・ロッソ
メルロー主体だそうです。
さすが天才醸造家リッカルド・コタレッラ。
グラマラスなワインでした。

むむう~。
なんかもっとちゃんと勉強になる飲みかたしたかったんですが、
もう最後のほうはいろんな人と話してしまって、
訳が分からなくなってしまいました。
いろんな人と話することと勉強になる飲みかたの両立法ないでしょうか?

日本酒前に軽く腹を満たすつもりだったのに、
ここだけでもう日付が変わってしまいましたよ、もう
でもこの日からしばらくは用事が詰まっていて出歩けないので、
このあとムリヤリ日本酒飲みに行っちゃいました~

やっぱりみなさん・・・・

2011-05-14 10:00:34 | Life
ボランティア、集まってますね。
学生さんとかも
みなさん頑張って下さってうれしいです。

週末の募集、80名だったのが120名に拡大されて、
それでも定員近い人数が集まったようです。
そういうの見ると元気が出ます。

わたしも何ができるか考えながら生活しています。

陸続きじゃないから
3日ぐらいの連休取れないとボランティア行けそうにないんですが、
これがまた仕事のシフトがうまくいかず・・・。
でも行けるように時間をつくりたいと思います。

自分が「こんなことやってる、やろうと思ってる」と言うと、
鼻で笑われたりとか「そこまでやる?」とか「変わってるね」とか
「東北出身だから思いが強いんだね」とか言われたりして、
ちょっと悲しかったりすることが多いんです。

でも、
先日飲みに行ったところで、偶然隣り合わせた方が
ご自分の会社からボランティアを定期的に派遣していらっしゃるとか、
別の方は「明日から1週間宮城行ってくる」とか話してくださって、
そういうの聞くと、よし頑張ろう!なんて思っちゃいます。

昨日はテレビで、
関西各県がチームを組んで被災3県の支援をしてくれているというのを見ました。
国がチンタラやってる間にも
自治体レベルで動いてくれてるのはすごいですね。

さて、明日は地元でハーフマラソン走ります。
また寒いみたいですけどね。
6月の岩手でのマラソンの前に怪我とかしないよう、
今日はお家でおとなしく、
カーボ&ウォーターローディングとストレッチング
に勤しみます。