Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

すし屋めぐり 鮨処うえの 2回目

2011-05-08 09:30:37 | Restaurant/Bar/Cafe
5時過ぎまでワイン飲んでいたんですがゆっくり飲んだせいかほとんど酔いはなく、
久々にバイト先に顔だして、
ちょっとだけ賄いもいただき、
さてー帰ろうか・・・いや、
ちょっと本屋で物色・・・・NHKラジオ講座のテキストとワインの雑誌を購入。
その後ちょっとスタバでドイツ語勉強して帰ろう・・・・と
スタバに座ってみましたがなかなか勉強もはかどらず。
そのうち小腹が空いてきて、
う~ん・・・・
そうだ!鮨食べて帰ろう!

で、向かいましたのは鮨処うえのさん。
先日何気なくウェブサイトをみたところ、
とり貝入荷と書いてあったので近々行こうと思っていたのでした。

お電話しましたらすぐ入れますと。
なのですぐ伺いました。

前回訪問は11月でしたが、
女一人でバカみたいにいっぱい食べる鮨バカはそうそういないとみえて、
大将も奥さんも私のこと覚えててくださり、
いきなり鮨バカトーク全開のスタートです。

昼にたくさんワイン飲んだのでお酒は控えめにと思ったのですが、
さすがはうえのさん、飲んでおきたい日本酒目白押し!
月の輪・特別純米(岩手)
飛露喜・特別純米(福島)
を頂いちゃいました!
飛露喜なんてそうでなくても幻系なのに震災でさらに幻!
ここで飲まなきゃ利き酒師が廃る!なんて



ホッキのお通し


マグロはカナダ産だそうです。


カマスの子
おいしかった!こういうおつまみが出るのが楽しい。


春シャコ!煮てあります。うまい~。


煮アワビをたっぷりの煮詰めで。
お皿に残った煮詰めはこのあと出てくるつまみにつけて使ってくださいと。


アナゴの肝!
これまた呑兵衛の心をくすぐるアテ。


スミイカのヅケ
細かく包丁入れてあってやわらかくいただけます。
煮詰めを付けてもいただきます。


茗荷の昆布〆
ワサビと醤油で・・・と言われましたがそのままでもおいしい!


ヒラメ昆布〆
数時間の軽い〆なので煮詰めを付けてお味を付けてどうぞ、と。


ホタテのヅケ
柚子を振って。繊維がしっかりしていて旨い!


小さなシャリを作ってくださり、
煮詰めを付けて食べてください、と。
これ、ツメの味をしっかり楽しめてよかった。


いなりずし!
うまかった!


まだ煮詰めが残っていたので、ホッキを軽くあぶってくださいました。

もう結構つまみでお腹満たされてきましたが、
ここからまだ食べられるのが私のすごいところ
「何個ぐらいたべられそうですか?」
「10個は行けると思います」
って感じで握っていただきました。


ヒラメの甘酢〆
小ネギかませてあるのがアクセント。うまい!


ヒラメの胡麻醤油ヅケ


マグロのヅケ


シマアジ


でた!とり貝!
軽くあぶって。
貝好きにはたまらないアイテム。


赤貝 九州だそうです。


車海老


そしてなんと!アユ!
アユのお鮨なんて初めて!
一度〆て炙り、そのあとまた〆て4日だそうです。
かすかにアユの香り、淡水魚のきめ細かな食感!


小肌


シジミの赤出汁

ここで、まだ食べられそうか聞かれたので、以下をお願いしました。


煮はまぐり


カスゴ





煮アナゴ
ふわふわ!


サロマのウニ


玉子は2種類!

ああ~本日もなんだかんだいって、た~くさん頂いちゃいましたぁ~。
なぜうえのさんに来るとこんなにたくさん食べてしまうのでしょうか!?
昼も結構食べたのでおなかペコペコってわけじゃなかったから
今日は安上がりで済むかなあ~なんて思っていたのですが、
結局15貫!

本日も大満足でした。
また伺いま~す!

今度「伯楽星」っていう宮城のお酒も入るってことだったのでね。

とはいえ、
じつは伯楽星、前の日に某所で飲みました!

うまかった~!
蔵が全壊らしいのですが、今発売されてる雑誌dancyuに載っていて、
頑張って再生しますって。
応援します~!





土曜の午後に日本のワインを楽しむ会

2011-05-08 07:25:25 | Wine
いつものワイン仲間とともにランチ会。
イタリアンのミアアンジェラさんにワインを持ち込ませていただき
ランチコースをいただきながらのワイン会です。

ワインのテーマは「日本で作られている国際品種のワイン」。
国際品種とは、
限られた地域で作られているのではなく、
世界中で育てられているブドウの品種で、
まあ代表的なのはシャルドネとかソーヴィニヨンブランとか、
ピノノワールとかカベルネソーヴィニヨンとか、そういうみんなが知ってる品種です。

気候とか技術の問題で日本ではこれらの品種があまり広がっていなかったのですが、
最近はどんどん国際品種でおいしいワインが作られるようになってきています。

さて、さっそく泡からスタート。


穣minori スパークリングシャルドネ 2007
高畠ワイナリー・山形

炭酸ガス注入法で作ったスパークリングです。
香りはなにやら砂糖のにおいがするので
結構補糖しているんだと思います。
alc.も13%と高いですしね。

お味は一応辛口と表記されていますが実際はチョイ甘目、樽の風味が強いです。



前菜をいただきながら・・・・



上和田ピノブラン2009
高畠ワイナリー・山形

黄色いリンゴの風味、酸味、あと味の苦み、ややオイリーな感じ、
品種の特性が表現された、この日一番おいしかった1本!


鶏のラグーのパスタ


このお魚はなんだったかなー。



小式部サンジョヴェーゼ2008
丹波ワイン・京都

日本のサンジョを飲むのは初めてな気がする・・・。
香りはめちゃくちゃサンジョ!
透明度高くお味もちょっとさらさらしてるけどブラックチェリー、
タンニンもしっかり。
でも同じ値段出すなら本家トスカーナのサンジョがいい・・・



シラー・プライベート・リザーヴ2008
都農ワイン・宮崎

日本のシラーも初めてかな。
あー赤い果実系の甘いタイプのシラーです。後から軽いタンニン。
これも透明度高くさらさらしている。
香りはしょうがのしぼり汁みたいな感じも。



鶏肉のお料理



レ・ザンファン カベルネ・フラン2005
ルミエール・ワイナリー・山梨

どんだけ青いのかと思っていたら、品種特性の青さほとんど感じられず、
塩味、しょっつるみたいな香り。
樽の問題なのかな。
味はまあなんだろ・・・
ほかに例えようがないので、まあソーヴィニヨンなんでしょうね・・・
みたいなあいまいな感じ。



シャルドネ樽発酵
天橋立ワイナリー・京都

すごい樽。
果実がそんなに強くないのにがっつり樽かけるから、
樽の風味しか感じられません。



ドルチェはチーズケーキ。

で、終了。
なかなか日本も頑張ってるなあと思いつつ、
やはり深みとか洗練さみたいなのが今一つなんですかね・・・。
皆さんなかなか飲みが進まず、
1時半から5時くらいまでまったりと過ごさせていただきました。