自分がいつも一緒に飲んでいる人が誰もいないワイン会に
独りで参加しました。
まあ独りでっていうか、
ワイン師匠の店のソムリエさんが時々参加してるみたいで、
「sympaさんならだいじょうぶ」って声をかけていただき、
ご一緒させていただいたんですが。
いつも飲んでる仲間がいない…とはいえ、
せまいこの地方都市のワイン人口なんてたかが知れてますから、
向うはこっち知らなくても、
私は十分存じ上げている”有名人”もいらっしゃいました。
システムは、
1人1本何でもいいから持っていき、
袋から出さないでホテルに預けて、
ホテルの人がデキャンタに移し替えて持ってきたのを
みんなでブラインドテイスティングする・・・・って感じです。
この日は13名参加でしたが、
2本持ってきた方もいて15アイテムありました。
ご多分に漏れず泡からスタート。
私の稚拙なブラインドコメント付きでご紹介。
①
色は淡いゴールド、泡はさほどきめ細かくも荒くもなく
香りあまり強くない 洗練されてない酵母の香り
この時点でシャンパーニュではなく安いカヴァかも・・・と。
でも酸っぱい とにかく酸っぱいってことでスペインではない。
ドイツ品種の特徴出てないから酸っぱくてもドイツではない。
ってことで、もうシャンパーニュしかない。
けど品種わからず・・・。
こんな酵母使ってるんだからブランではないだろうけど、
シャバシャバしててノワールっぽさもよくわからず・・・。
さて正体は・・・・?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/f0/d8fb29a40eff194461ce7edd908d379c.jpg)
某ローカルコンビニで売ってる、一応シャンパーニュらしいです。
いろいろ調べたけど品種非公開だって。あやしい・・・。
こんなのあるんだ~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
お料理も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/2c/9ef5f86005e500289c3a5ca71f4f0793.jpg)
ブランダードと空豆のクロケット タプナードソース
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ce/8a8f2b447f9dbcd17b952aff5b8060ff.jpg)
北紫海胆と函館産真烏賊、水茄子と新緑のサラダ
ローストにした松の実とフランボワーズのヴィネグレット
おいしかったけど、
次々ワインが来るから料理はあんまり堪能する暇がなかった・・・。
白ワイン10本!
②
ラウリン香、いわゆるドイツ臭
飲むとわりと酸が低くて温かい印象 後味に軽くレモン
地域は温かいからラインガウ、残糖はトロッケンじゃないカビネットか、
もしかしたらバーデンあたりのQbaかも・・・・
でもバーデンにしては暗いのでやっぱガウ・カビリースリングで。
さて正体は?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ed/63c2ee228a4846ca47900e716c166238.jpg)
当たりましたね。
ヴィンテージまで考える余裕なし。
③
香り弱いけどミネラルっぽい。イタリア臭。
塩味つよい、酸っぱい、苦い、さらさら 薄い 安い感じ・・・・
ん~イタリアのティレニア側のどっかのトレッヴィアーノかヴェルメンティーノかな?
正体は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/06/0e7e0d0875430df15a02f40fbfbdfa56.jpg)
アルトアディジェのピノ・ビアンコ(ヴァイスブルグンダー)
イタリアしか当てられなかった・・・。
ピノビアンコ近々復習しなくては・・・・。
ここでお料理。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/bf/62f2b78c2be3f2a2eae61498cd9096c1.jpg)
タラバガニのフレッシュパスタ”タリオリーニ”
ギリシャ産カラマタのオリーヴオイルとカラスミを添えて
はい、パスタをガーっと口にかきこんで、次々とワインを・・・・・。
④
黄色かピンクの花のような香り
アタックややたっぷりしているけど後で線の細さが。
ややスパイシー
イタリア、それこそアルトアディジェとかそのあたりのゲヴェルツかピノグリージョ。
さて正体は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/a9/88f4f49d46c96266101093c8b368fa55.jpg)
アルザス ピノグリ
う~ん アルザス・・・・
最近濃いアルザスしか飲んでないからこんなさらっとしてたらわかんない。
⑤
ビオっぽい酵母の香り、樽、スパイシーな香り
あったかい、アルコール高い、ライチ、スパイシー
もう品種はゲヴェルツしかない。
あとは地域・・・ビオっぽいからアルザス!
さて・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/2b/e33f4fed592d5d9b01c6513880370ce9.jpg)
カリフォルニアで、撃沈!
言われてみればこの樽感とalc.の高さは新世界です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
⑥
たっぷりとした香水のような花の香り ネーブルオレンジ、
酸味強め でも温かい印象 アルコール高い・・・
南仏か、標高の高いスペイン・ピレネーとか・・・
品種はなんだろうか・・・降参です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/69/6be1895aca7081ff061776591bf82b54.jpg)
南仏ラングドックの、品種はピクプール
そりゃわからんわ。
⑦
香りスパイシー みかん オレンジの皮
甘い 酸は中庸 後味少しスパイシー あんまり奥深くない
ん~ゲヴェかなこれも。甘いからドイツ・・・?でもドイツ臭しないから違う。
そういえばグリューナーフェルトリーナの熟成したやつもミカンみたいだったな。
ってことで、見てみると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/20/58032f153c9bcc1ef482a50efbf83dad.jpg)
やっぱゲヴェだった。
しかもアルザス!
今日はアルザスにやられっぱなし!
しかもルネ・ミュレ、要注意!
⑧
樽 たっぷり厚みがある 甘い香り 杏のコンポート 酸味もけっこうある
すごいいいワインだってわかる。アルコール高い。
アメリカかな。品種は・・・・ヴィオニエ?ピノグリ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/a3/a3cfad78ace26619d5a40afd2f581dc2.jpg)
いやいや、コンドリューでした。
南仏ローヌ!あ~くやしい!
でもいいワインだっていうのは当たってた!
⑨
桜色 いわゆるグリよりもう少しピンク 結構発泡している
梅、畳、スモーク、苦い 尻上がりに酸味強くなる alc.かなり低い10%以下かも。
なんじゃこりゃ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/eb/02e90980fb6103edfa4704e63fb47926.jpg)
でたっ!曽我さんだった!
品種はケルナー。私の知ってるケルナーの要素全くなし(汗)
実は前日に曽我さんのキャンベルを飲んでいて、
なんとなく雰囲気似てるとは思ったんだけど、まさか今日も飲むとは。
⑩
温かい オレンジ色のフルーツ さらっとしている 最後にきゅっと酸味
香りにも味にも軽い苦み・・・なに?これもまさかゲヴェルツ?
もうだんだん頭働かなくなってきた・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/a6/1d9bde8211163596d8101ca52b6ba3a0.jpg)
なに!?ボル白!?
ちょっと待ってよ。
私のソーヴィニヨンブラン・センサーが働かないなんてショック!
恐るべし2003・・・
⑪
香ばしいローストナッツ、これはもうブルゴーニュの白です。
あったかい気がする。そんなに高級じゃない。
最後に酸がきゅっと。
ん~どこかボーヌの畑のブドウを使ったACブル!
かな・・・?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/f0/ec35eda8ae07e771d120dce1ac9301bb.jpg)
マルサネ!むっちゃニュイじゃないか!
うまいこと作りますねぇ・・・、ドミニクローラン。
VVか・・・どおりで暖かいはずだ。
ムスケっていうクローンを使っているのね。
はあ~やっと白終わった。
もう頭働きませんが、あと赤4つ残ってます。
その前にお料理。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/de/6647c17346c59cbbae18c994d44ece9d.jpg)
北海道産牛のリブステーキ”アントルコート”
特製の粒マスタードと新玉ねぎのソース
さて、赤!
⑫
色、香りは典型的なブルゴーニュのピノノワール。
あとはもう土地当てです。
新樽 タンニン強め 酸っぱい。
鉄やミネラルのニュアンス少ない。かといってそんなに女性的でもない。
ん~なんか小太りの若年寄的な・・・・
ってことで、まあニュイかボーヌかと言われればニュイ、
そのなかでもしゅっとした感が少ないのでフィサンかニュサンジョルジュ的な・・・?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/ce/36fb9761f302bceed19de00f68de6a47.jpg)
げっ!
レ・シャルム!1級だし!
そのわりにはざっくりしてるなあ・・・。
これを持ってきた方も同じ印象をお持ちのようでしたので、まあよかった。
⑬
青いですね~。
もうこれはポイヤック。自分が出したワインだからわかっちゃいました。
独りで勝手にセパージュ当てにいそしみます。
CS65-Me30-CF5で、ファイナルアンサー!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/d2/dc7c10c217d5cf98d6246a1f330df2d3.jpg)
正解はCS70-Me30でした。う~ん、フラン入ってなかったか。
⑭
樽、薬臭い、あったかい、alc.高いでもこれは新世界じゃない フランスの香り
果実味たっぷり、甘くむせ返るような赤い花の香り やや胡椒系のスパイス・・・
なんだろ、これ。
たっぷり感はほんとカリカベっぽいんだけどなあ。
でもこれは絶対フランス。
2年くらい前に飲んだカロンセギュール2003とか
グリュオラローズ2002もこんな感じだった。
う~ん、う~ん・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/32/6dcd9c1952291dab295792cfdfb4272b.jpg)
げっ!グルナッシュか!
ローヌ当てられないとほんとにショック。
この薬臭さは確かにグルナッシュです。
なんでわかんなかったんだろう・・・
⑮
色と香りでピノノワールは確定。
後は土地当てです。
少し酸っぱい。甘い香り、バニラ、上質の樽使い、いいワインだってわかります。
暖かい印象、果実味、テクスチャーの厚さ・・・・
いや~カリピノにしては樽がきれいすぎる。フランスかなあ?ボーヌ・・・・?
ポマールにしては香りが甘すぎる・・・
やっぱ新世界か?
う~ん、う~ん・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/38/9fad03640c3e1242a0eda340f1807169.jpg)
はあ~NZ!
ニュージーのピノってもう少し寒い印象でした。
フランス人がNZで作っているんだそうで。
しかも今は娘が引き継いでいるとか。
どおりで・・・・。
あとは自分が気になったものを飲み返しながらチーズとデセール。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/a2/1598a31d83315e7dc1a38acf3b4c4e17.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2b/2f01ed6f31a2557d8ed7fa3a56cf463c.jpg)
木苺のクリームブリュレと桜のグラス
全部終わってから安心して食べたせいか、
このデセールが劇的にうまかった!
いや~これだけブラインド・ラッシュしたのは、
昨年のドイツワインの試験前の全部ドイツ白ブラインド大会以来ですな。
脳みそパンパンになりましたが、
ものすごく楽しかったです!
って、このあと2次会にも連れて行っていただき、
ここでもまたブラインド![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
⑯
これはもうフランスのピノ。あとは土地当て。
メモしてなかったから思考過程は忘れちゃいましたが、
ニュイの南かボーヌの北と思ってました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/21/0d2aeffd4231d9424c8e5f39c695063f.jpg)
一応醸造所はニュイサンジョルジュにあるみたいなんで、
当たりってことで![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_tehe.gif)
⑰
これはさっきローヌはずして悔しかったのですぐ「ローヌだ」。
あとはグルナッシュとシラーの割合ですね。
「有名な作り手」とのヒントあって、
シャプティエっぽくなかったからもうギガルで決定。
う~ん、セパージュが・・・・。
混ざっている気がしたのでグル・シラ半々のACコート・デュ・ローヌで!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/f1/41ad49bfa39d94516a5d6a52c005d826.jpg)
うわ!
白ブドウ混ざりなし、シラー100%だそうです。
にしては柔らかかった。
あ~すごい、この日だけで17本ブラインド。
脳みその錆が少し落ちた気がします。
初めての参加で最初ドキドキしましたが、
相当満喫しました。
みなさんありがとうございました。
独りで参加しました。
まあ独りでっていうか、
ワイン師匠の店のソムリエさんが時々参加してるみたいで、
「sympaさんならだいじょうぶ」って声をかけていただき、
ご一緒させていただいたんですが。
いつも飲んでる仲間がいない…とはいえ、
せまいこの地方都市のワイン人口なんてたかが知れてますから、
向うはこっち知らなくても、
私は十分存じ上げている”有名人”もいらっしゃいました。
システムは、
1人1本何でもいいから持っていき、
袋から出さないでホテルに預けて、
ホテルの人がデキャンタに移し替えて持ってきたのを
みんなでブラインドテイスティングする・・・・って感じです。
この日は13名参加でしたが、
2本持ってきた方もいて15アイテムありました。
ご多分に漏れず泡からスタート。
私の稚拙なブラインドコメント付きでご紹介。
①
色は淡いゴールド、泡はさほどきめ細かくも荒くもなく
香りあまり強くない 洗練されてない酵母の香り
この時点でシャンパーニュではなく安いカヴァかも・・・と。
でも酸っぱい とにかく酸っぱいってことでスペインではない。
ドイツ品種の特徴出てないから酸っぱくてもドイツではない。
ってことで、もうシャンパーニュしかない。
けど品種わからず・・・。
こんな酵母使ってるんだからブランではないだろうけど、
シャバシャバしててノワールっぽさもよくわからず・・・。
さて正体は・・・・?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/f0/d8fb29a40eff194461ce7edd908d379c.jpg)
某ローカルコンビニで売ってる、一応シャンパーニュらしいです。
いろいろ調べたけど品種非公開だって。あやしい・・・。
こんなのあるんだ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
お料理も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/2c/9ef5f86005e500289c3a5ca71f4f0793.jpg)
ブランダードと空豆のクロケット タプナードソース
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ce/8a8f2b447f9dbcd17b952aff5b8060ff.jpg)
北紫海胆と函館産真烏賊、水茄子と新緑のサラダ
ローストにした松の実とフランボワーズのヴィネグレット
おいしかったけど、
次々ワインが来るから料理はあんまり堪能する暇がなかった・・・。
白ワイン10本!
②
ラウリン香、いわゆるドイツ臭
飲むとわりと酸が低くて温かい印象 後味に軽くレモン
地域は温かいからラインガウ、残糖はトロッケンじゃないカビネットか、
もしかしたらバーデンあたりのQbaかも・・・・
でもバーデンにしては暗いのでやっぱガウ・カビリースリングで。
さて正体は?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ed/63c2ee228a4846ca47900e716c166238.jpg)
当たりましたね。
ヴィンテージまで考える余裕なし。
③
香り弱いけどミネラルっぽい。イタリア臭。
塩味つよい、酸っぱい、苦い、さらさら 薄い 安い感じ・・・・
ん~イタリアのティレニア側のどっかのトレッヴィアーノかヴェルメンティーノかな?
正体は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/06/0e7e0d0875430df15a02f40fbfbdfa56.jpg)
アルトアディジェのピノ・ビアンコ(ヴァイスブルグンダー)
イタリアしか当てられなかった・・・。
ピノビアンコ近々復習しなくては・・・・。
ここでお料理。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/bf/62f2b78c2be3f2a2eae61498cd9096c1.jpg)
タラバガニのフレッシュパスタ”タリオリーニ”
ギリシャ産カラマタのオリーヴオイルとカラスミを添えて
はい、パスタをガーっと口にかきこんで、次々とワインを・・・・・。
④
黄色かピンクの花のような香り
アタックややたっぷりしているけど後で線の細さが。
ややスパイシー
イタリア、それこそアルトアディジェとかそのあたりのゲヴェルツかピノグリージョ。
さて正体は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/a9/88f4f49d46c96266101093c8b368fa55.jpg)
アルザス ピノグリ
う~ん アルザス・・・・
最近濃いアルザスしか飲んでないからこんなさらっとしてたらわかんない。
⑤
ビオっぽい酵母の香り、樽、スパイシーな香り
あったかい、アルコール高い、ライチ、スパイシー
もう品種はゲヴェルツしかない。
あとは地域・・・ビオっぽいからアルザス!
さて・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/2b/e33f4fed592d5d9b01c6513880370ce9.jpg)
カリフォルニアで、撃沈!
言われてみればこの樽感とalc.の高さは新世界です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
⑥
たっぷりとした香水のような花の香り ネーブルオレンジ、
酸味強め でも温かい印象 アルコール高い・・・
南仏か、標高の高いスペイン・ピレネーとか・・・
品種はなんだろうか・・・降参です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/69/6be1895aca7081ff061776591bf82b54.jpg)
南仏ラングドックの、品種はピクプール
そりゃわからんわ。
⑦
香りスパイシー みかん オレンジの皮
甘い 酸は中庸 後味少しスパイシー あんまり奥深くない
ん~ゲヴェかなこれも。甘いからドイツ・・・?でもドイツ臭しないから違う。
そういえばグリューナーフェルトリーナの熟成したやつもミカンみたいだったな。
ってことで、見てみると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/20/58032f153c9bcc1ef482a50efbf83dad.jpg)
やっぱゲヴェだった。
しかもアルザス!
今日はアルザスにやられっぱなし!
しかもルネ・ミュレ、要注意!
⑧
樽 たっぷり厚みがある 甘い香り 杏のコンポート 酸味もけっこうある
すごいいいワインだってわかる。アルコール高い。
アメリカかな。品種は・・・・ヴィオニエ?ピノグリ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/a3/a3cfad78ace26619d5a40afd2f581dc2.jpg)
いやいや、コンドリューでした。
南仏ローヌ!あ~くやしい!
でもいいワインだっていうのは当たってた!
⑨
桜色 いわゆるグリよりもう少しピンク 結構発泡している
梅、畳、スモーク、苦い 尻上がりに酸味強くなる alc.かなり低い10%以下かも。
なんじゃこりゃ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/eb/02e90980fb6103edfa4704e63fb47926.jpg)
でたっ!曽我さんだった!
品種はケルナー。私の知ってるケルナーの要素全くなし(汗)
実は前日に曽我さんのキャンベルを飲んでいて、
なんとなく雰囲気似てるとは思ったんだけど、まさか今日も飲むとは。
⑩
温かい オレンジ色のフルーツ さらっとしている 最後にきゅっと酸味
香りにも味にも軽い苦み・・・なに?これもまさかゲヴェルツ?
もうだんだん頭働かなくなってきた・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/a6/1d9bde8211163596d8101ca52b6ba3a0.jpg)
なに!?ボル白!?
ちょっと待ってよ。
私のソーヴィニヨンブラン・センサーが働かないなんてショック!
恐るべし2003・・・
⑪
香ばしいローストナッツ、これはもうブルゴーニュの白です。
あったかい気がする。そんなに高級じゃない。
最後に酸がきゅっと。
ん~どこかボーヌの畑のブドウを使ったACブル!
かな・・・?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/f0/ec35eda8ae07e771d120dce1ac9301bb.jpg)
マルサネ!むっちゃニュイじゃないか!
うまいこと作りますねぇ・・・、ドミニクローラン。
VVか・・・どおりで暖かいはずだ。
ムスケっていうクローンを使っているのね。
はあ~やっと白終わった。
もう頭働きませんが、あと赤4つ残ってます。
その前にお料理。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/de/6647c17346c59cbbae18c994d44ece9d.jpg)
北海道産牛のリブステーキ”アントルコート”
特製の粒マスタードと新玉ねぎのソース
さて、赤!
⑫
色、香りは典型的なブルゴーニュのピノノワール。
あとはもう土地当てです。
新樽 タンニン強め 酸っぱい。
鉄やミネラルのニュアンス少ない。かといってそんなに女性的でもない。
ん~なんか小太りの若年寄的な・・・・
ってことで、まあニュイかボーヌかと言われればニュイ、
そのなかでもしゅっとした感が少ないのでフィサンかニュサンジョルジュ的な・・・?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/ce/36fb9761f302bceed19de00f68de6a47.jpg)
げっ!
レ・シャルム!1級だし!
そのわりにはざっくりしてるなあ・・・。
これを持ってきた方も同じ印象をお持ちのようでしたので、まあよかった。
⑬
青いですね~。
もうこれはポイヤック。自分が出したワインだからわかっちゃいました。
独りで勝手にセパージュ当てにいそしみます。
CS65-Me30-CF5で、ファイナルアンサー!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/d2/dc7c10c217d5cf98d6246a1f330df2d3.jpg)
正解はCS70-Me30でした。う~ん、フラン入ってなかったか。
⑭
樽、薬臭い、あったかい、alc.高いでもこれは新世界じゃない フランスの香り
果実味たっぷり、甘くむせ返るような赤い花の香り やや胡椒系のスパイス・・・
なんだろ、これ。
たっぷり感はほんとカリカベっぽいんだけどなあ。
でもこれは絶対フランス。
2年くらい前に飲んだカロンセギュール2003とか
グリュオラローズ2002もこんな感じだった。
う~ん、う~ん・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/32/6dcd9c1952291dab295792cfdfb4272b.jpg)
げっ!グルナッシュか!
ローヌ当てられないとほんとにショック。
この薬臭さは確かにグルナッシュです。
なんでわかんなかったんだろう・・・
⑮
色と香りでピノノワールは確定。
後は土地当てです。
少し酸っぱい。甘い香り、バニラ、上質の樽使い、いいワインだってわかります。
暖かい印象、果実味、テクスチャーの厚さ・・・・
いや~カリピノにしては樽がきれいすぎる。フランスかなあ?ボーヌ・・・・?
ポマールにしては香りが甘すぎる・・・
やっぱ新世界か?
う~ん、う~ん・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/38/9fad03640c3e1242a0eda340f1807169.jpg)
はあ~NZ!
ニュージーのピノってもう少し寒い印象でした。
フランス人がNZで作っているんだそうで。
しかも今は娘が引き継いでいるとか。
どおりで・・・・。
あとは自分が気になったものを飲み返しながらチーズとデセール。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/a2/1598a31d83315e7dc1a38acf3b4c4e17.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2b/2f01ed6f31a2557d8ed7fa3a56cf463c.jpg)
木苺のクリームブリュレと桜のグラス
全部終わってから安心して食べたせいか、
このデセールが劇的にうまかった!
いや~これだけブラインド・ラッシュしたのは、
昨年のドイツワインの試験前の全部ドイツ白ブラインド大会以来ですな。
脳みそパンパンになりましたが、
ものすごく楽しかったです!
って、このあと2次会にも連れて行っていただき、
ここでもまたブラインド
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
⑯
これはもうフランスのピノ。あとは土地当て。
メモしてなかったから思考過程は忘れちゃいましたが、
ニュイの南かボーヌの北と思ってました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/21/0d2aeffd4231d9424c8e5f39c695063f.jpg)
一応醸造所はニュイサンジョルジュにあるみたいなんで、
当たりってことで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_tehe.gif)
⑰
これはさっきローヌはずして悔しかったのですぐ「ローヌだ」。
あとはグルナッシュとシラーの割合ですね。
「有名な作り手」とのヒントあって、
シャプティエっぽくなかったからもうギガルで決定。
う~ん、セパージュが・・・・。
混ざっている気がしたのでグル・シラ半々のACコート・デュ・ローヌで!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/f1/41ad49bfa39d94516a5d6a52c005d826.jpg)
うわ!
白ブドウ混ざりなし、シラー100%だそうです。
にしては柔らかかった。
あ~すごい、この日だけで17本ブラインド。
脳みその錆が少し落ちた気がします。
初めての参加で最初ドキドキしましたが、
相当満喫しました。
みなさんありがとうございました。