Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

読書 走ることについて語るときに僕の語ること 村上春樹著

2010-11-20 23:16:15 | Book


ああ~本を自由に読める悦び!

日本酒の試験終わって真っ先に手に取ったのは
春ころに買って本棚にしまっていたこの本でした。

1Q84 までは全く小説に興味がなかったのですが、
村上春樹がランナーであることは知っていました。
ランニングに関するエッセイが出ているなんて
知ったのはBOOK OFFでこの本見つけたときです。

俄然親近感覚えたのはいうまでもありません。
特に読み終えてからは、なんとなく私もハルキストって感じです(爆)。
もっと前に読み終えていたのですが、
すでに2回目読んじゃいましたし

村上春樹は、ランナーであるばかりでなくトライアスリートで、
そのあたりも私と一緒。
違うのは、
彼はウルトラマラソン体験済みだけど私はまだって言うことぐらい。

しかも、
走っているときに考えていることとか
トレーニングに臨む考え方とかが
わたしと限りなく近くて、おかしいくらいです。

彼はハワイに滞在したりボストンに滞在したりと
海外生活が多いのですが、
いずれも以前は私もよく行っていた場所なのでさらに親近感。

特にボストンは、
チャールズリヴァー沿いのジョギングコースの
走っていて目に入るものの描写なんか読んでいると、
私もよく走っていたコースなので
ほんとについこの間のことのように
春も夏も秋も冬もはっきりと思い描くことができます。

わたくし、ボストンマラソンも3回ほど走っていますが、
村上春樹がボストン走ったときの描写も
「そうそう、あのストリートは・・・・」
みたいな感じでコースの様子とかが画像ではっきり出てくるし。
そのときの日差しのあったたかさとか
脚のどの部分が痛かったとかそういうものまで
走馬灯のように脳みそのどこかの部分からドバッと出てきました。

ニューヨーク・シティマラソンも。
どこをどう走ったかはっきり思い描けて
読んでいてのめりこんじゃいました。

なつかしいなあ~。
っていうか、
またがんばっちゃおうかな。

と、練習計画さくっと立てちゃいました

が、むちゃくちゃ走っていたころに比べたら今は
かなり複雑な生活パターンになっているので
少しずつ生活パターンをシンプルに戻しながら
走行距離を長くしていく計画です。

話ずれちゃいましたが
本の中に、
村上さんの筋肉ストレッチをしてくれる女性トレーナーの話とか、
教え方がむっちゃウマイ水泳のコーチの話が出てくるのですが、
それって1Q84の青豆のモデルだろうな~と思いました

ってことで、
たぶん何度も読むであろう本です。





さっき生活をシンプルに・・・
っていったばかりですが、
また新しいことちょっと始めちゃおうともしています

最近買った本・・・・


今年の冬はパテとテリーヌ・・・と宣言したので。
1冊すでに持っていたんですが、ついまた買っちゃいました。
もうウチには料理の本は売るほどあって、
実際このまえたくさん売って、
もう料理本は買わないぞと思っていたのにね


イタリア語始めます。
いつものようにまずは独学で行けるとこまで行きます。
イタリアのワインも料理も好きなので、
いつかイタリア語と思っていて、
辞書だけは持っていたのですが、
ザッケローニがA代表の監督になったときに
「よしやるぞ、イタリア語」と決めたのでした。
とりあえず3月のイタリア語検定目指します。



そしてドイツ語も。
ドイツ語は今までも何回もやりかけて、
「単語が長くて覚えられない」と言う理由で
いつも断念していました
が、
ドイツワインの試験を受けて、
これは語学と文化の理解なくしてはさらに上は目指せないな、と悟り、
また勉強してみることにしました。
コチラは6月のドイツ語検定目指します。

っていうことでいろいろ始めちゃうわけですが、
必要性が薄いものとか興味が薄いものは
淘汰されていくことと思われます

とりあえず、そろそろ月末なので、
新たに始めようと決心したものは置いといて、
12月12日に受験予定の日本酒カルトクイズ準備を始めます