Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

日曜日の晩ご飯 鶏レバーとクルミのクリームパスタ

2010-11-14 23:09:20 | Food
あー、オウチでご飯を食べられる喜び!

前の週は毎日外食だったのでウチでご飯食べられる喜びひとしおです。


突然ですが、
今年の冬は、テリーヌ・パテ系を極めようと思います。

今月はじめのフレンチと日本酒の会で、
パテと純米酒を合わせたかったのに夢破れ、その時に決めました。
自分で作って合わせるしかないでしょう!と。

で、第一段はパテ・ド・カンパーニュ。
作りましたよ。
でも熟成させた方が美味しいので、
この日は余ったレバーでパスタです。


鶏もも肉とクルミのスパゲティ、レバークリームソース

普通に美味い。
やや風味の落ちた純米吟醸酒とともに。

またまた高級ワインテイスティング@エノテカ

2010-11-14 22:55:49 | Wine
ワイン友ヒトミさんと待ち合わせてエノテカへ。
有料テイスティングです。
アイテムはこちら。



ヴォギュエのミュジニーとボンヌマール。
前にもテイスティングしましたね。
ヴィンテージ違いだったかな。


せっかくだからここで一つお勉強




シャンボール・ミュジニーの特徴を一口で言うなら
優雅なワインを生むといえる。
優れた味わいと高い品質、
さしずめ柔術のごとき力を持つワインともいえようか。
常に底力を秘めていて、村名格であってもそれは変わらない。
優れたシャンボールミュジニーであれば、
しっかりとした骨組みと果実味の両方を見て取れるはずだ。

コート・ド・ニュイのほかのワインと比べたとき、
シャンボール・ミュジニには顕著なテロワールの風味がある。
この村はコート・ド・ニュイにしては異例なくらい
土壌に含まれる石灰分が多いからだ。

一級畑は細分化が進みすぎて、名の通ったものは極めて少ないが、
特級と同等といわれるレ・ザムルーズと
最大面積を持つレ・シャルムは例外である。


ミュジニー:10.7023haの畑は3つの古い区画からなる。
 ミュジニを語るとき、
 ドメーヌ・コント・ド・ヴォキュエは避けて通ることができない。
 ミュジニはモノポールではないが66.5%をヴォキュエが所有しており、
 多くのブルゴーニュ愛飲家にとって
 ミュジニといえばド・ヴォキュエ作を意味する。
 しかし50年代、60年代に比べると心揺さぶる力が足りなくなっており、

 現在は指標たる座を滑り落ちたといえる。
 比較試飲をすると、ルロワ、ジョルジュ・ルーミエ、ルイ・ジャド、
 ジョセフ・ドルーアンのほうが決まって優れている。
 

ボンヌ・マール:15.0572ha(CM=13.5417ha、MSD=1.5155ha)
 ボンヌ・マールはたくましく、こってりとしたタンニンの強いワインで
 雄勁な姿を末永く保つ。
 ボンヌ・マールはブルゴーニュの特級で
 最も見過ごされた存在とも言える。
 ミュジニのせいで影がかすみがちなのもあるが、
 やはり若いうちにはその魅力を発揮できないことが理由であろう。
 ボンヌ・マールは10年経たないうちには飲めないも同然で、
 それからようやく頑丈なタンニンが減り始め、
 潜んでいた芳香が漂い始める。
 それからさらに10年たったものがさらにすばらしいものとなる。





さて、実際私が感じ取ったニュアンスは・・・・

ミュジニーは
イチゴのような果実味とかなり強めの酸味(まだ若すぎる)。
ミネラルや鉄、梅やカカオのようなニュアンスも。
樽由来のタンニンもあり、ボディが厚い印象。

ボンヌマールは
開くのに時間がかかる(若いからしょうがないですが)
やや土っぽい香り、カシス、果実の皮のようなやや苦味を思わせる香り。
味は樽が強く杉板のような若い樽の風味とタンニン、
酸味も強い。
力強さは感じるがまだ薄い印象。

何も勉強しないでテイスティングしに行って、
帰宅後にいろいろ調べたんですが、
まあ、大枠でそれぞれの畑の違いは捉えられているようです。
他の作り手のもの見たいんですがね・・・。
まあ、鮨シリーズ終わったらこういうワイン購入も
考えていきますか・・・・