クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

別タンク式ダンパー その2

2017-07-10 20:16:33 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
外気温30度でカンカン照り、ビビオを走らせるドライバーにはきつかったかもしれないが、
別タンク式ダンパーの実力を確かめるにはうってつけの天気でした。


ちょうどスタートラインのある短いストレートが洗濯板状になっていて、
アクセルを開けて通過するとバタバタとタイヤが激しく上下します。
時間が経つにつれ各車のバタバタ感が酷くなっていくのですが⋯⋯別タンク式にした我がチームのビビオは、
5時間走ってもほとんど「見た目」変わらず、効果あり。



オープンクラス優勝、総合も1位、ただし同一周回のクルマがもう一台。
ドライバー6名で上手く走りきりました。

ドライバーの皆さん、見学の皆さん熱い中お疲れ様でした。
次戦は秋です。





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2 コメント

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ダンパーの役割 (OBおおくぼ)
2017-07-10 20:34:08
普通にまちなかや郊外でクルマに運転していると、「誤差の範囲内」くらいにしか感じないのですが、攻めこんで、更に極限まで追い込むと、そのくらい大きい違いなんですね。
機械の理屈には強いけど、実体験の不足を思い知らされます。m(. .)m
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書き込みありがとうございます (くにまさ)
2017-07-11 15:41:52
そうなんですよ〜でこぼこ道5時間はダンパーにとっては難行です。
ノーマルショックがすぐに抜けてしまう印象なのは温度上昇とキャビテーションが主な理由です。
ツインチューブ形式の弱点は、オイルリザーバータンク内にガス室があり、気液の分離ができないこと。
ダンパーを上下に激しくシェークするとリザーバタンクのオイルに泡が混入、やがてインナーチューブ内にも泡が入り始めて、泡が消える間も無く次の泡が入り込んでくるようになります。
こうなるとストロークが先行するブカブカとした動きになって、ダンパーが抜けている感じになるわけです。
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