![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ea/8d4cfd9b37de18dc1c8a0ddbe0e86081.jpg)
これまで製作してきたセロタッチバネキットの車型は次の通り。少しづつですが増えています。
・NA/NB共通。
・NC 専用
・ND 1.5l/2.0l共通
・デミオ ディーゼル4WD専用
・デミオMB専用
・Swift1.2l専用
・997ポルシェ専用
・レガシーアウトバック専用(納品待ち)
ローダウンキットと一番の違いはサスペンションの「アンチロール角」を生かしていること。
アンチロール角はロワーアームの下反角のことです。
ロワーアーム角と車高は連動しているので、ゼロタッチバネ製作時に「適正車高」になるように
こだわりの数値を依頼します。
個々の車両の特徴に合わせて調整をすることもあるのですが、適正車高はほぼ純正車高です。
ゼロタッチバネ仕様にしてバネレートアップした分、アンチロール角の角度変化量が純正バネの時よりも
少なくなるので、ロール運動に対して有利に働きます。
アンチロール角はロールに抵抗する力を生むのと、横Gを受けている間ロールを「起き上がらせる力」を
発揮し続けるので、ハンドル操作に対してキレキレのロールレスポンスが返ってきます。
これは元の構えに戻りやすいと言いかえることもできます。
サスペンションの筋力が何倍にもなって、ハンドル操作に対して車体ごとの動きが
ピタリついてくるクルマとの一体感が、笑顔で試乗から戻ってくる、の理由です。
仮に車高を下げてしまうと、ロワーアームの角度がアンチロール角からプロロール角ゾーンに移行するので、
横Gを受けるとロール角を増やす力を生みロールが深くなります。
今度はロールを「起き上がらせない力」として働き、横Gが消えるまでフラット姿勢に戻らなくなります。
もしローダウン仕様に乗っている人がいたら、ないしは経験者だったら、直進姿勢に戻る時、
「ハンドル」でロールを戻していることに気がつくはずです。
「適正車高仕様」と「ローダウン仕様」とはアンチロール角を効果的に使うか、プロロール角領域で
ロール応答をやっかいなものにして乗りにくくするかの違いがあります。
アンチロール角の存在は教科書に載っていません。
(それらしい説明がどこかにあるかもしれませんが⋯)
しかし、車高の上げ下げで起きることは明白で、ほとんどのクルマが当てはまります。
ゼロタッチバネの仕様を走らせれば、その「なるほど」が笑顔で実感できます。
・NA/NB共通。
・NC 専用
・ND 1.5l/2.0l共通
・デミオ ディーゼル4WD専用
・デミオMB専用
・Swift1.2l専用
・997ポルシェ専用
・レガシーアウトバック専用(納品待ち)
ローダウンキットと一番の違いはサスペンションの「アンチロール角」を生かしていること。
アンチロール角はロワーアームの下反角のことです。
ロワーアーム角と車高は連動しているので、ゼロタッチバネ製作時に「適正車高」になるように
こだわりの数値を依頼します。
個々の車両の特徴に合わせて調整をすることもあるのですが、適正車高はほぼ純正車高です。
ゼロタッチバネ仕様にしてバネレートアップした分、アンチロール角の角度変化量が純正バネの時よりも
少なくなるので、ロール運動に対して有利に働きます。
アンチロール角はロールに抵抗する力を生むのと、横Gを受けている間ロールを「起き上がらせる力」を
発揮し続けるので、ハンドル操作に対してキレキレのロールレスポンスが返ってきます。
これは元の構えに戻りやすいと言いかえることもできます。
サスペンションの筋力が何倍にもなって、ハンドル操作に対して車体ごとの動きが
ピタリついてくるクルマとの一体感が、笑顔で試乗から戻ってくる、の理由です。
仮に車高を下げてしまうと、ロワーアームの角度がアンチロール角からプロロール角ゾーンに移行するので、
横Gを受けるとロール角を増やす力を生みロールが深くなります。
今度はロールを「起き上がらせない力」として働き、横Gが消えるまでフラット姿勢に戻らなくなります。
もしローダウン仕様に乗っている人がいたら、ないしは経験者だったら、直進姿勢に戻る時、
「ハンドル」でロールを戻していることに気がつくはずです。
「適正車高仕様」と「ローダウン仕様」とはアンチロール角を効果的に使うか、プロロール角領域で
ロール応答をやっかいなものにして乗りにくくするかの違いがあります。
アンチロール角の存在は教科書に載っていません。
(それらしい説明がどこかにあるかもしれませんが⋯)
しかし、車高の上げ下げで起きることは明白で、ほとんどのクルマが当てはまります。
ゼロタッチバネの仕様を走らせれば、その「なるほど」が笑顔で実感できます。
その違いはプロはパンチを打った後に元の構えに戻すスピードが段違いに速いとの事。
元の構えに戻すのが速ければ防御も次の攻撃もやりやすくなるのでとにかく自分の動作を収束方向に持っていく事が大事との事でした。
突き詰めていくと人も車も似たような方向性に向かうのかと納得してました。
ゼロタッチバネは贅沢品だと思いますけど、運転の楽しさを知るためには自分の様な素人の人間にこそ必要な気がします。
いつかゼロタッチバネの作成をお願いしたいですね笑
ありがとうございます。
ゼロタッチバネと組み合わせるダンパーの減衰値も、キレキレにの動きに一役買っています。
バネレートが高くなった分減衰を見直す必要があるのですが、闇雲に高くするのではなく、不足に感じるところを少しづつ埋めていって、ドライバー操作の邪魔をしない減衰値「必要を見切る」チューニングとしています。
そのクルマに合わせて純正形状でオーダーできるのは確かに贅沢!
まるで生き物のように反応するハンドリングの楽しさは別格。