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ピッチング
車体が上下に揺れることをピッチングと言います。
しかしピッチングと聞いて思い浮かぶのは、前が下がると後ろが持ち上がり、
後ろが下がると前が持ち上がるシーソーのような揺れ方です。
遊具のシーソーには真ん中に軸があって交互に上下するのですが、クルマの場合は物理支点ではなく、
動きの一番少ないところを運動中心と考えます。
この運動中心がどちらかの軸上にまでくると、逆相で動く相手がいなくなるのでシーソー運動しなくなります。
割り箸の端っこを掴んで、反対側だけ上下させている状態で"片ピッチング"とも言えます。
揺れの中心が車軸よりも前方か後方に出てしまえば"同相"で上下し始めます。
ところが揺れの上限下限の車両姿勢から線を引いた先に交点があれば
これもピッチングセンターと教科書では説明されています。
同相で動いても逆相で動いても、あるところを中心にして動いているのだから
そこがピッチングセンターである。という説明は間違いではないのですが、
ピッチングセンターがホイールベース内にあるのと外にあるのとでは、快適さに違いが出ます。
「ピッチング」でひとくくりにしてしまうとこの違いを見逃してしまう可能性があります。
外にピッチングセンターがあれば快適方向。内側にあると不快な揺れです。
そこでホイールベース内に揺れの中心があるシーソー揺れを表すときはピッチング。
揺れの中心がホイールベースの外にあって、同相揺れを表すときはバウンシング。
これで揺れ方の違いがより分かりやすくなります。
サスペンションチューニングの基本は前後サスペンションが同相で動くようにすること。
乗り心地を損ねるピッチング(シーソー揺れ)はNGです。
車体が上下に揺れることをピッチングと言います。
しかしピッチングと聞いて思い浮かぶのは、前が下がると後ろが持ち上がり、
後ろが下がると前が持ち上がるシーソーのような揺れ方です。
遊具のシーソーには真ん中に軸があって交互に上下するのですが、クルマの場合は物理支点ではなく、
動きの一番少ないところを運動中心と考えます。
この運動中心がどちらかの軸上にまでくると、逆相で動く相手がいなくなるのでシーソー運動しなくなります。
割り箸の端っこを掴んで、反対側だけ上下させている状態で"片ピッチング"とも言えます。
揺れの中心が車軸よりも前方か後方に出てしまえば"同相"で上下し始めます。
ところが揺れの上限下限の車両姿勢から線を引いた先に交点があれば
これもピッチングセンターと教科書では説明されています。
同相で動いても逆相で動いても、あるところを中心にして動いているのだから
そこがピッチングセンターである。という説明は間違いではないのですが、
ピッチングセンターがホイールベース内にあるのと外にあるのとでは、快適さに違いが出ます。
「ピッチング」でひとくくりにしてしまうとこの違いを見逃してしまう可能性があります。
外にピッチングセンターがあれば快適方向。内側にあると不快な揺れです。
そこでホイールベース内に揺れの中心があるシーソー揺れを表すときはピッチング。
揺れの中心がホイールベースの外にあって、同相揺れを表すときはバウンシング。
これで揺れ方の違いがより分かりやすくなります。
サスペンションチューニングの基本は前後サスペンションが同相で動くようにすること。
乗り心地を損ねるピッチング(シーソー揺れ)はNGです。
クルマが突起を乗り越える時にまず前輪が乗り上げて、そのあと後輪が乗り上げるのでどうしてもピッチングになりがちですが、それをバウンシングにする為には、前後のバネレートと減衰力の比率で調整するのでしょうか。
記事の続きが楽しみです
エアーサスペンションだったら、オートレベライザー頼みということで、セッティングは案外不要なのかもしれません。
ダンパーセッティングもどんなデータになるのか想像もつきません。
チャンネル名
枯れた整備士ひでぽんちゃんねる