東京・台東借地借家人組合1

土地・建物を借りている賃借人の居住と営業の権利を守るために、自主的に組織された借地借家人のための組合です。

ゲストハウスが新たな貧困ビジネス (東京・葛飾区)

2010年10月20日 | 貧困ビジネス

 最近、若者の間で流行っているゲストハウスはとても劣悪な住宅が目立ちます。

 葛飾区亀有のゲストハウスは初期費用が1万円で、保証人なしで契約は全てネットのオンラインで申し込みができます。入居に当っての注意事項には、契約書は入居期間1か月の月極め賃貸借契約書になっています。相談者の話では、連絡も全てメールで1年以上入居しているとのこと。契約書では毎月25日までに家賃を支払えば1か月の契約が自動更新されます。

 今回は理由も不明確なまま突然、更新ができないので、明け渡すよう通告されました。ゲストハウスは定期借家契約の場合が多く、いつでも解約可能で居住が不安定です。

 ゲストハウスは共有のトイレ、キッチンとリビングがあって、シャワー室とコインランドリーは1回200円。個室は上段と下段に分かれ、窓のない2畳弱で月額2万9800円、窓付きの3畳の個室は3万5800円と高額です。部屋の高さは1m30㎝ ほどで、立つことができない押入れ同然の部屋もあり、ゲストハウスが新たな貧困ビジネスとなっています。

 


全国借地借家人新聞より

 

東京・台東借地借家人組合

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