東京・台東借地借家人組合1

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低額宿泊所:元入所者ら、運営法人を告訴へ (毎日新聞) 

2009年10月22日 | 貧困ビジネス

 千葉市稲毛区で無料低額宿泊所を運営するNPO法人「厚銀舎」(東京都北区)が入所者の銀行口座を無断で開設したとされる問題で、元入所者で横浜市中区寿町、電気修理業、水谷正勝さん(61)が21日、厚銀舎の施設長らを業務上横領や有印私文書偽造・同行使などの容疑で近く千葉県警に告訴すると発表した。

 告訴状によると、厚銀舎の飯島利夫代表らは07年1月5日ごろ、銀行口座開設に必要な市長名の「生活保護受給証明書」を入手するため、水谷さんが記入すべき申請書に同意を得ないまま日付、住所、氏名などを記入、押印して稲毛区役所に提出し、証明書を入手したとされる。また、水谷さんの口座に振り込まれた保護費のうち約216万円を、07年2月~09年4月に別の口座に24回に分けて送金し横領したとされる。

 水谷さんは「税金で賄われている保護費が宿泊所に食いものにされている」と話した。厚銀舎担当者はこれまでの取材に「本人の同意を得ており、問題はない」としている。

 一方、千葉市花見川区の任意団体「シナジーライフ」(大和田正弘代表)からアパートを紹介され、生活保護費を申請した元入居者(64)も21日、保護費の大半を流用されたとして、大和田代表を業務上横領容疑で近く同県警に告訴すると発表。埼玉県内で、任意団体「東京都連」(東京都足立区)が運営する宿泊所の元入所者も1年間に保護費約100万円を流用されたとして、団体幹部を同容疑で近くさいたま地検に告訴することを、代理人が明らかにした。

 

毎日新聞 2009年10月21日

 

東京・台東借地借家人組合

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