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【日本はアメリカを如何様(ファイナンス?それともインフレ自壊誘導?)にもできるから…】米債務上限引き上げが「いま」決定されることの意味⑩

2023-06-29 21:24:27 | 日本
前回からの続き)

 前回、スゴい、と形容したのは、アメリカ(とドル)をインフレ逝きに、それもあたかも「捨て身」で支えるかのように装いながら導いたためです。まあ・・・かの国の(先述支配階級)からしたら、どう見たって助けてもらっていると感じるし、よって、それに真逆の狙いが秘められているなんて夢にも思わず、といったところでしょう。加えて、何もできない政治メディアも、コレを称えることすれ、「捨て身」の苦しさ(原材料インブレや実質所得の大幅減等)の元凶として非難する(結果、やめさせられる)ことなんて絶~っ対にない、とヤる前から確信できていた、というあたりも合わせてスゴい・・・くらいに狡猾だよな~と勝手に想像をめぐらす次第・・・って、コレすなわち日銀・・・の現行金融政策に、です。

 そのあたりのバロメーターとして以前から本ブログで注視している米不動産価格ケース・シラー値)ですが、先日4月値が公表されました。対前月比でプラス1.3%と、2→3月とほぼ同率で、年率換算だと16%超もの急上昇ぶりです。これ・・・いかにマーケットがよく分かっているかを明確に示していますね。そうです、彼ら彼女らはFRB(と自国アメリカ)にインフレ退治(金融引き締め)なんてできっこない(というより本心はする気がない)のを知っていたところ、直前の3月に中堅銀SVBの資金繰り破綻と当局・FRBの過大な?マネー供給等(実質的な量的緩和再開)があったのを受け、ほらね、といわんばかりに、このタイミングで不動産投資を拡大していった、というわけでしょう。そこは前述のとおり、不動産価格の永続的な上昇こそ、先日決定の米連邦債務上限の引き上げを受けて「いま」から増やすべき借金の充当用マネーの捻出に不可欠の条件ですからね・・・って、ジャパンマネーのファイナンスに頼ら(れ?)ないで10年以上もそうしてきたのだから、そうやって逝くしかないでしょ、ってことです。まさに目論見のとおりですよね、BOJ・・・

 「いま」全世界の金融市場で起こっていること―――日本に関するところでは好調な株価(実体経済とはほぼ無関係に、マネーゲームよろしく超低金利の円を元手に外国人投資家が利ザヤ稼ぎにふけっているということですよ!)とか今般の日韓通貨スワップ協定の再開(日本のマネー融通で韓国に資金繰りのための米国債売りをさせないようにすること[米金利上昇≒資産デフレ堕ちを食い止めること]ですよ!)などなど―――は、何もかも、といっても過言ではないくらいに「いま」以降の米インフレのいっそうの激化(実質マイナス金利幅のさらなる拡大)を予感させています・・・

 ・・・と同時に、その演出すべてに、わが国、日銀、そして(超低金利マネー)が関係しているわけです。つまり、このマネーがすべての「いま」の世界にあって、韓国はもちろん(どうでもいい?)ですが、アメリカをも(ファイナンスしてあげることも、勝手にインフレを起こさせて自壊に誘導することも含めて、)本当は如何ようにもできる(???)ポテンシャルわたしたちにはあるのですよ。であれば・・・それを胸に秘めつつも(って、アブないので表に出さないで)その力を戦争(≒ド〇)なき新しい世界作りに活かしたいところですね・・・って、上記のように、もうやっているし、十分に効いてきているけれどね・・・(?)

「米債務上限引き上げが『いま』決定されることの意味」おわり)

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