(前回からの続き)
シツコク指摘しますが、原油価格をはじめとする現下の原材料インフレは日銀の金融政策(俗称「異次元緩和」)の結果生じていること。で、その「本当の目的」(アメリカ支援)、そして「本当に本当の目的」(・・・に見せかけて同国をインフレで自壊に陥れること)は前稿で書いたとおりであり、それがいよいよ達成されつつあることも、かの国の実質金利がマイナス圏に深く沈み、もう二度と浮上する気配が見受けられない様子からもうかがえるというものです。と同時に、アメリカでは、ごく少数の「持つ者」(インフレで潤う人々:日銀が肩入れ中!)と大多数の「持たざる者」(インフレで生活レベル等が悪化の一途をたどる人々:日銀が突き落とし中!)との「分断」がいっそう進むのは必至。であれば、かの国が長持ちするわけはなく、(おそらくは数年内に暴動→内乱内戦等の)カオス状態になっていくしかない?でしょう。となると当然、為替はドル安へ・・・
・・・となって円が本来の価値を取り戻すだろうから、金(ゴールド)保有がベターとは思うものの、金を持っていなくても円預金(日本国債)があれば何とかなるだろう、というのが、以前から変わらぬ、わたしの予想です。ほ~ら、やっぱり米長期金利は1.6%あたりからまた下がってきましたね(19日、1.55%)。もうこの道筋以外にないんですよ・・・(?)