東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

遊び心

2012-09-15 | 人生の気づき
「遊び心」を辞書で調べると、「遊びたいと思う気持ち」とか「遊び半分の気持ち」「ゆとりやしゃれけのある心」が出てくる。私の信条としては、中では「ゆとりやしゃれけのある心」が好きというか、一番当てはまる。

仕事をしている時など、本来の遊びの場でない場合においても、この遊び心を持っていれば、プラスαの艶のような成果が出てくる。同じ空間を過ごしている人たちとの楽しい時間を作りたいと思えば、時には、遊び心的な悪戯をしてもよい。心と心を通じ合わすためには、この遊び心が必ず必要だ。

酒は心と心を通わす潤滑材になるが、酒で酔わなくても、遊び心的な悪戯でも、十分に人は酔える。目的を持たない遊びだからこそ、警戒心なく、ただ楽しむことが出来る。

おもちゃが無くなる

2012-09-14 | 私流
私の飲み会の締めは、ライブ。大勢で繰り出して騒いだあとでも、最後は一人で、生の音楽を楽しむ。このほっとするひと時があって、やっと自分を取り戻すことが出来る。

しかし、昔と違って、ライブ系の店はどんどんクローズしていく。そして、先週も、1軒の店が経営形態が変わるという。クローズではないが、オールディーズが踊れなくなりそうだ。また、私のおもちゃが一つなくなった。

ボランティアの限界

2012-09-13 | 経営の気づき
私は、経営者の心意気に惚れたときは、手弁当でその会社経営の応援をすることがある。しかし、そのようなボランティアには限界がある。毎日が忙しいと、どうしても空き時間を利用してその仕事をするようになり、他の仕事に比べると後回しになる。したがって、時間のかけ具合も少なくなる。

一方、ボランティア的精神で応援している仕事でも、多少でも料金を頂いていると、必ずある一定品質以上の成果を出すことが出来る。料金の多少によって仕事の励み具合を変えることはないが、「何とか成果を出さねば」とがんばることによって、結果的に成果は出る。この類の仕事が、私の場合、月曜経営クラブと火曜経営クラブだ。

これらのことを振り返って感じているのは、全くのボランティアは継続性が厳しいのに対して、ほんの少しでもよいから対価を得ていると、継続性は高まるということ。ボランティア体験の少ない素人的考えかもしれないが、現在の実感である。

お役立ち度

2012-09-12 | 雑談
土踏まず(つちふまず)は、人の足裏にあるアーチ形状のものをいう。その働きは、それぞれ、前後方向、左右方向、水平回転方向の姿勢制御を容易にし、アーチ形状がバネのように作用することで、足にかかる衝撃も緩和させる。

直立二足歩行を行うことで次第に形成されるため、生まれたばかりの赤ん坊にはない。さらに、直立二足歩行は人以外の動物にも見られるが、土踏まずが形成されるのは人だけである。

一見、なんの役に立っているか分からないものでも、奥を探っていくと色々と分かってくる。要するに、人間の身体を含めて、世の中にあるもの一切が必要のないものはない。なにかの形で役に立っているということだ。

当家の婿殿

2012-09-11 | 雑談
何故か、当家の娘婿は、二人共にノンベェー。この酒好きが、当家の接着剤になって、好ましい関係を築いている。したがって、我が家では「酒」を賞賛しなければならない。

そして、酒で祝わないといけないおめでたが二ヶ月続いた。先月は次女が出産、そして、一昨日は長女であった。そして、苦しんだのは婿殿たち。何しろ、予定日が近づくと晩酌が出来ない。その苦しい姿を横目で見ながら酒を飲むのも、また楽しい。

お客様をシャットアウト

2012-09-10 | 私流
私の仕事は休みがなく、土曜日も日曜日も仕事である。そのときは、カーテンを閉めたまま、玄関も開けない。このようにして来客者をシャットアウトすると、仕事がはかどる。電話が鳴っても、土日曜日は出ない。このわがままをお許しいただきたい。

何しろ、仕事を中断すると、復帰してから、仕事の中断前に考えていたことを思い出すのに時間がかかる。この中断が、作業効率を落とすのだ。人の道に外れることはしたくない私だが、このときばかりは、大いに外れまくっている。

悪いという自覚はしているが、反省はしていない。

名刺を活かそう

2012-09-09 | 経営の気づき
名刺は、手渡し出来るDMでありながら、活用していない人が多い。驚くのは、商売人でも、自分の名刺を作っていない人がいるということ。商売に力を入れたいのであれば、もってのほかと言わざるを得ない。高いデザイン料を支払ってでも、初対面の人を惹きつけるような名刺を作っておこう。

一枚の紙きれで話題が広がり、自分という人間を記憶してくれる小さな媒体。我々は、その効果を信じて、もっと時間とお金をつぎ込むべきだ。思いを込めて作り上げれば、自ずと効果も大きい。

因みに、私の名刺は、事務所のコンセプトが礎になっている。名刺一つで、一時間も二時間も語れるのだから、その力の入れようもお分かり頂けると思う。

あうんの呼吸

2012-09-08 | 経営の気づき
オーケストラ演奏などの洋楽では、必ず指揮者がつく。一方、雅楽などの邦楽では、指揮者がつかない。したがって、外人の方達は、何故指揮者がつかなくても息が揃うのか驚かれる。日本人独特の力と言ってもいいのだろう。古来、日本人は仲間たちの息をそろえるのが得意技であったとも言える。

しかし、最近の政治情勢を見ていると、党ごとにバラバラだし、党内でも大きく割れている。このような状態で、日本の将来は安泰なのだろうか。

政治家は自分の損得しか考えていない。もしかして、立候補の受付時に、政治家に向いている高潔な人かどうかの適性検査をしたならば、全員失格だろう。まことに情けない。

事前予告

2012-09-07 | 雑談
(社)愛媛県中小企業診断士協会では、「営業マンをやる気にさせる心理学」の演題にてセミナーを開催する。本来は、中小企業診断士の勉強会だが、興味の有る人はどなたでも参加できるようにした。詳細は後日ご案内します。

▼内容・・・心理学を駆使すると営業マンが変身します。その秘訣をお教えします。
▼日時・・・10月30日17時~19時(終了後ご希望の方は懇親会にもご参加ください。講師や受講生と交流できます。もちろん、私も参加します)
▼場所・・・未定
▼会費・・・2千円(懇親会参加者は別途徴収)

幸せの獲得法

2012-09-06 | 人生の気づき
『生きるのが苦しい人は、
  「自分に正直に生きていない」からです』 加藤諦三

『小さいことにくよくよする人が多いが、その理由の一つは
  自分の心に正直に生きていないことにある』 R・カールソン

『ありのままの自分を見せるほうが、
  ありもしないものに自分を見せかけようとするよりも、
  ほんとうは得になるはずなのだ』 ラ・ロシュフーコー

以前の私は、体裁を繕って「見かけを良くする」ことが大切であった。そうすると、自分の気持ちと反対のことをしなければならない。しかし、最近は、自分に正直であろうとしている。思うがままに生きていると、苦しくない。全てが楽しくなる。幸せの獲得法は、自分に正直であることではなかろうか。幸せになるって簡単だ。

笑顔という武器

2012-09-05 | 雑談
心理学者の方が、生まれて4~5ヶ月の赤ちゃんに、無表情のままでいる母親の顔をみせる実験を行った。そうすると、どの赤ちゃんも体温が下がり、身体中が青くなってしまうそうだ。これは血管が収縮して血行が悪くなり、心臓に相当の負担がかかっていることが原因だとか。

反対に、母親のニコニコした笑顔を赤ちゃんに向けると、嬉しそうに手足をばたばたと動かして、自分でも笑顔を作ろうとし、体温も元に戻る。要するに、赤ちゃんに限らず、笑顔や無表情というのは、相手方に対して何かを伝える有効な武器になりうるということだ。したがって、使い方を間違うと怖い人間関係が出来上がる。


得るもの 失うもの

2012-09-04 | 人生の気づき
ちょっと小銭が足りないとき、日常的にも、連れの人にお金を借りることがよくある。例えば、Aさんは持ち合わせがないものだから、Bさんに千円を借りたとしよう。金額も小さいものだから、ついうっかりとそのまま経過し、何年か経過した。このとき、Aさんは千円得したかもしれないが、実は再構築の難しい「信用」を失くしてしまった。

不思議なことに、お金を貸し借りしたことを二人に思い起こさせるような出来事が、そのあと起こるものだ。例えば、Aさんが起業を思い立ち、Bさんたち友達に出資を募ったりする。その説明会が開かれたとき、Bはふと思い出す。すると、お金にルーズなAに対して、用心する気持ちが起こる。

したがって、人間は不自然な得をしたときこそ、もう一度その事実の背景をチェックし、何か落とし穴が潜んでいないか、チェックしなければならない。黙っていれば得するということなど、絶対ありえない。目に見えない世界で、何か大きな損をしているはずだ。

外部要因と内部要因

2012-09-03 | 私流
経営の問題とその解決策を探るとき、必ず、原因追究においては、外部要因と内部要因に分けて、両方共つぶさに潰していく。このことに関しては、反論が少ないと思うが、こと自分の身体については、どうもこの点が見逃されている気がする。

とは言っても、医学に無知な私の勝手な自論なので、ご留意願いたい。実は栄養学の話なのだが、人の身体に必要な栄養分を満遍なく摂るために、色々な教えがある。しかし、そのとき、身体側の事情(内部要因)が述べられていないことに疑問を感じている。

必要な栄養分をとるために特定の食べ物を食べたとしても、内臓がどのように吸収するかという吸収率が論じられていないのではなかろうか。ある栄養成分の摂取量が少ないにしても、身体がその栄養分を求めているとすれば、量は少なくても多分摂取率は上がって、結果的に問題ないほどに吸収できていることもあると考える。

栄養学において、この内部要因は考えているのであろうかという問題提議だ。何分にも素人の問題提議だが、何事においても、外部要因と内部要因の両者から攻めるべきだと考えていて、この事例にぶつかった。

自分のスピードは分からない

2012-09-02 | 経営の気づき
先日、ある方の言葉で、私自身が気づいたことがある。「先生の行動があまりに早すぎて、戸惑ってます」と言う一言だ。そう言えば、私は決めたことはすぐに行動に移すし、そのスピードは速い。しかも、マナーに外れない限り、思ったことは口に出してしまう。

ある程度は感じてはいたが、強烈に意識するほどではなかった。確かに、人は、自分の日ごろの行動スピードは、気づきにくい。自分のペースよりも速い人や遅い人がいると、その差にいらだったり驚いたりする。一方、ペースが自分と近いと、心地良さはあるものの、そのスピードを意識しない。

以上のようなことから、時には相手のスピードを考えてあげないといけないなと気づいた。でも、反対に、場合によっては、こちらのペースに合わせてもらうことが必要なこともある。特にビジネスの場合は、流暢に待てないことが多いので、私のペースの方が良いことが多い。

寿命を15日延長しよう

2012-09-01 | 人生の気づき
医学が進歩した現代においても、寿命を延ばすことは難しい。しかし、工夫によっては、同じ効果をもたらすことが出来る。例えば、1日1時間、無駄な時間をカットして、その分、意義のある有効な時間に繰り替えると、1年で365時間の無駄時間の節約が出来る。これは、15日と2時間の寿命延長を果たしたということになる。

時間を無駄に使うことほど、人生に無意味なことはない。天から与えられた時間を、自分のものとして使い切るか、無意味に過ごすか、その差は多きい。