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ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

不思議のロシア

2017-10-16 13:55:05 | 日記・エッセイ・コラム
ラスベガスの銃乱射事件や、
民進党を壊した小池劇場で、
ちょっと静かになっていたようだが、
やはり一番の問題は北朝鮮である。
そのこと変わりなし。
・・・・・
為にトランプは軍事による脅しと、
シナの影響力を使おうとしていた。
それが上手くいっていない。
シナは本気でやる気があるのか疑問だし、
北朝鮮もシナの言うことを聞く風もなし。
直近ではアメリカの高官がロシアに行っていたと謂う。
どうも北朝鮮の件で話をしていたらしい。
ロシアが鍵を握っているというのか。
ロシアこそ北朝鮮の後ろにいるというのか。
もともと軍事大国であり軍事技術は持っている。
現に一大核保有国である。
シナも核保有国だが一から開発する力があったとは思えない。
ロシアの力があってこそだろう。
ならばである。
北朝鮮の核はロシアの技術ではないのか。
シナがそうであったように、
しかも小国で技術も碌になかったであろうし、
そんな国だったのだから。
それに何と言っても北朝鮮はロシア(ソ連)が建てた国である。
まあこれらは既にご承知のことかと。
だが、ここにきてのロシアの目立ち振りは凄い。
アメリカの大統領選でもお騒がせであった。
その前のウクライナにおいても。
昨今はシリアで大きな影響力を持っている。
西に東に南に大活躍である。
冷戦の崩壊で解体され、一時は青息吐息のようだったが。
経済的にはさほどではないというが、
その強さの源泉は何だろう。
不思議である。
・・・・・
面積の大きさは圧倒的である。
シベリアのように人が住みにくいところが多いが。
資源はすこぶるあるようだ。
穀物も輸出しており、食べるに不自由はない。
貿易がなくとも生きていける、という数少ない国の一つだろう。
だがである。
よく分からないのだ。
それはヨーロッパであってヨーロッパでないということ。
地理的には確かに中途半端である。
でもウラル山脈以西はヨーロッパに入れられている。
人種的にも白人でヨーロッパだろう。
だが明らかに線を引かれている。
そこが分からない。
ヨーロッパはもともと王侯貴族が支配するところだ。
今は民主主義で王国と共和国とがあるが。
共和国であっても元と付くが王侯等はいる。
それらの王侯は皆血縁関係で結ばれている。
ロシアも元は王国であった。
その王侯(ロマノフ王朝)もまた他の王侯と血縁を持っていた。
なのにロシアの王侯だけ途絶えてしまった。
ロシア革命で。
これも何か象徴的である。
・・・・・
日本人の私には不思議なのだ。
ロシアがなぜヨーロッパからはじかれるのか。
トルコのように宗教が違うなら分かるが。
ロシア正教はキリスト教に違いないのだ。
一体何なんだ。
実に不可思議である。