analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

可変抵抗器について

2021-05-12 00:03:42 | パーツ

先日、ザイカのA‐81をはさんでみたが、今になって思うことが出来た。

ATTボックス、歪んでねか?

ふつうはプリに組み込んで結線してしまうが、別箱に入れてRCAケーブルでつないでいる。

これとプリの間にトランスを挟むと独特の音色になる。

これはACラインの歪が取れたか?と思った。

 

試しにアルプスの抵抗をプリに直接つけてみた。

100kΩの単連が無かったので、2連の物を⒉個使った。

Lchにノイズが出たが、ハンダ付けをやり直したら治まった。

 

歪んだ感じはほぼしないのだが、ATTボックスが歪の原因とは思えないな。

ただ、こんな汎用オーディオ用可変抵抗器でも鮮度が上がったことは解った。抵抗の音色はあるが。

それと比べるとATTボックスはなんか劣化が気になる。解像度が高いが、アルプス程音に安定感がない。

ここは最短配線にしたいところだ。

 

鮮度が上がった感じだが、このVR特有のパサついた感じはほぼ無い。少しクリーミーな感じが有るが、基本的に以前と感想は変わらない。

 

私の聴き方が変わったためか、これも有りだと思う。

RK501に通ずるものが有り、あちらの方が解像度が高い。

コスモスもあるが、アルプスとごっちゃになってた。この二つはそっくり。これも悪くない。

 

今はちょっと見当たらないが、東京光音も良い感じだった。アルプス・コスモスと同格かな。後で道具箱を探してみよう。

そしてそれらの上を行くのが固定抵抗切替のアッテネーターだ。これを聴くとRK501も甘い感じだ。

A&B(メキシコ)もあるが、これはガリが酷く使い物にならないが、昔の記憶では随分濃い音だった。

 

20210510

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コンデンサーについて。オイルコンデンサー

2021-01-27 12:09:00 | パーツ

個人的な感想で、私の誤解もあるかもしれません。

 

 

オイルコンデンデンサーは数が多いので別項にした。

現在コンデンサーでは一番のお気に入り。

 

ビタミンQ 左から131P 196P 103P 196P(ブチル巻き)

   

これは珍しい、と買ったが、よく見るとSPRAGUEと有る。(未使用)

196Pを使ってからカップリングコンデンサーにはオイルコンデンサーが多くなった。が、196Pの0.1μFの手持ちが無いので今使っているところはない。

最初カップリングコンデンサーにフィルム(EROの青い奴)を使っていたが、雑誌でオイルコンが良いというのを見つけてアキバで買ってきた。当時’90頃、三栄無線で売ってたのが196Pだったと思う。

オイルに換えたら肉感が出て実体により近づいた。その後フィルムがひりひりした感じと言うのが分かった。

 

他にWESTCAP

 

私の駄耳ではビタQとの違いが分からない。

 

GUDEMAN

聴き比べては無いが、同傾向。

 

ロシア製などがある。(左は未使用)

 

上の右画像はスピーカーネットワークで、オレンジの四角い箱の物。ロシアンと言って特にダメではない。

ハーメチックシールは無条件に良い。

 

モールドのブラックビューティーは少し音色が濃いめ。ノイズが有るのかもしれない。

 

JANTZEN

音色は良いのだが、少しギラっとする感じが有るような気がする。

 

 

 

日本のオイルコン。フィルムコンよりはさらっとしてないが、海外品よりはあっさりしてると思う。

 

日本ケミコン(未使用)

珍しくて買った。

 

東一(銅箔)

ワイドレンジと言うか、音が薄いというか。ダメではない。

 

春日無線

東一に似てるかな。

 

DEL RITOMO

キラっとした感じがあるような、無いような

 

オイルコンが無くなったらオーディオ止めようと思ったが、最近フィルムコンでも使い方では面白いかなと思うようになった。

 

20201211

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コンデンサーについて

2021-01-27 00:05:35 | パーツ

手持ちのコンデンサーについて、音質の感想を述べてみたい。

個人的な感想です。誤解があるかもしれません。

音質で種類を分けると

電解コンデンサー

オイルコンデンサー

フィルムコンデンサー

タンタルコンデンサー

マイカコンデンサー

が有る。

 

 

電解コンデンサー

ブラックゲート

ニチコンFG・(KZ)

評判は良いのだが、容量と設計の関係もあり良く分からない。ただ、悪いことはないので結構使ってる。

 

TMC

JJ

大容量はこの辺しかなくなったので選択肢がないが特に問題はない。

 

電解の一部としてのタンタルコンデンサ。

電解程癖が無く、フィルム程つるんとしないのでよく使う。

 

 

フィルムコンデンサー

AUDAPHON

電源に使ったが、良く分からない。

 

ASC 左が最近の物。右が古いもの。

最近のは柔らかい音ではないのだが、クリーミーな感じがある気がする。

 

ERO(新)VISHAY?

ワイドレンジ。フィルムでは一番好きかも。

 

ERO(旧)ERNST ROEDERSTEIN

青い方は古く情報量が抜けてる感じ。黄色い方は良く分からない。

 

RIFA

癖を感じない。少し抜けは良く無いのかな?気にするほどではない。

 

SUN AUDIO

フィルムなのだが電源に使う。

 

CORNEL DUBILIER(メタライズドペーパー)

 

筒のような空っぽな感じの軽い音。

 

Mundlf M‐Cap

高域にキツさのような艶が乗り、スピーカーには使えなかった。

今なら良いかも?でも耐圧・容量が有るので電源に使いたい。

 

STLX

特に音は記憶にない。かさついたような、粉っぽいような・・・思い出せない。

 

マイカコンデンサー

これも高価であるが、真空管のカップリングには使わない。物足りなく味付けが欲しい。

NFBに使うと無色透明。音の変化が極小。

 

他にSOLEN SCR、KMコン などが有ったはずだが紛失した。

KMコンは確か青い奴でキャラメルの角を取って少し大きくしたような感じ。

確かメタライズドフィルムだったと思う。故松並希和氏の設計とか。その頭文字をとってKMコン(ケムコンって呼んでたかなぁ)だったはず。

 

20201211

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部品の音

2020-07-08 00:05:58 | パーツ

メインの5687PPラインアンプと6CA7PPパワーアンプがだいぶ仕上がったのだが、今は三極管アンプと古いスピーカーで聴いている。

この三極管アンプは、あえて嫌いなパーツを使った。

初段6SL7の抵抗はA&Bの古い手持ちの物。

コンデンサーは指月の黄色い物。

出力管のカソードには電解コンデンサーとセメント抵抗。

配線材は布の巻いたメッキ線。

整流なんてダイオードだ。

チョークとOPTは汎用品でタンゴの物。

スピーカーケーブルは電源の配線材に工作用のバナナチップをはんだ付け。

これを20cmフルレンジにテクニクスのホーン型ツイーターを付け、格子のグリルで塞いだ!スピーカーで鳴らす。

 

これがメインシステムでは出ない、真逆の音がする。

主に小編成の弦楽を鳴らすのだが、中音の透明さが堪らない。

中音が透明で、楽器の向こうが透けるようななり方。

重低音なんて出ない。高音もあまり聴こえないがハイ落ちとかそういうのではない。

中音重視。

これにサブウーファーを一緒に鳴らしたらどうなのか?

なんて妄想するが、これはこれで完成なんだと思う。

いじらない方が良い。

 

 

パーツの音があまり気にならないのは、三極管アンプの所為か?なんて思う。ただ、三極管アンプの配線材を替えてみたことが無いので何とも言えない。

もしかしたらいい音になったりして・・・

PPアンプは上下の管でPPが微妙にずれているのではないか?なんて不安がよぎる。

シングルアンプは一本でトランスを振ることが出来るか?厳しい気もする。

まあ、それぞれ使い方なのかな。

 

手持ちの入力トランスで改良したら・・・

でも私にはシングルのOPTがこれしかない。

整流管は5U4Gが有るのでチョークインプットにして・・・

 

まあ、もう少し後の楽しみに取っておこう。

 

20200705

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フィルムコンを解体してみた。

2020-05-29 00:05:14 | パーツ

先日ダメにしてしまったフィルムコンを解体してみた。

黄色い外装テープをはがし、両サイドのリード端子を固めている樹脂を外す。フィルムをはがしてみると、透明フィルムの両面にアルミ箔を張り付け巻く。巻き始めは前と後ろのアルミ箔をずらしている。0.1μFで2m位の長さ。箔、フィルムの作りはすごい安定。こんな薄い均一なものとは凄い。

ASCのコンデンサが良いと言われるのは、巻き方がきっちりだから、とか言う。というので一回見てみたかった。ASCでないので意味ないが。

今回見て思った。音質に影響あるのはアルミ箔の品質ではないかと思うのだが。。

 

 

 

 

 

 

20200506

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電源トランス、サーキットブレーカーに付いて

2020-03-04 00:01:21 | パーツ

先の記事でトランスの仕様を調べてて少し気になった。

PMC‐35HGはオリエントコア、ハムプルーフベルト、SRとなっている。

SR、HPBってなんだ?

 

まず、オリエントコアについて。

orient : 東洋的な

なんか色々合わせた、ってな意味かと思ってた。

EI型のオリエントコア(方向性冷間圧延ケイ素鋼板)は、EI磁心には、無方向性でなくてはならない。

オリエントコア―は、カットコアー、リングコアーのように巻いて使うものです。そうでなければ透磁率の低い方向に沿った磁力線が磁気回路全体の磁気抵抗を大きく押し上げてしまう。高校物理で透磁率を学べば分かる。EIコアー形状に限った理屈だが、もし同じ定格のトランスなら、無方向性磁性鋼板を使ったものの方が、効率も高く、漏れ磁束も小さいものとなる。ノグチトランスなど、同じ規格のもので磁性体の違う2種類のトランスを出しているメーカーの場合、EIコアー形状なら迷わずオリエントコアーでない方を選んで頂きたい。

※ヤフー知恵袋より。

ということは、このトランス欠陥品?ちょーどオリエントコアでないPMC‐35Eも有るんだけど、どうやって比べんだろ?50Hzぶち込んで周波数特性測るって、50Hzなんだから周波数特性もなにも無いんじゃない?周波数特性では無く出力電圧と電流?歪とかオシロで見るの?

 

 

ハムプルーフベルトとは、パーマロイや鉄板で囲う。ケースに入れる。

 

SR:ショートリング。コアとコイルに銅テープなどを巻き付ける。テープの端は導通があるようにする。トランスに発生した漏洩磁束はこのテープに流れ、逆起電力により打ち消される。とかなんとか。

トランスにはまだ色々隠されてる。

画像はPMC‐35E。

 

 

先日電圧測定しようとしたら、電源スイッチ(サーキットブレーカー)のノブが折れていた。

もうこのC.B.は使えないかな。

解体してみた。

コイルに過電流が流れると磁力が発生し、板が吸い寄せられその板がスイッチのロックを外す。

これが2千円なにがしで作るんだから、凄いよな。

コイルの大きさ変えて容量変更に対応、端子の金メッキでプラス五百円なにがし。

海神無線の店主は、金メッキは柔らかい音色、メッキ無しはクリアな音、って言ってたかな。金メッキが良い、とは言ってなかったので、メッキ無しでも良いいのかな?

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コンデンサについて3

2018-05-13 00:10:00 | パーツ

手持ちのフィルム、セラミックコンデンサの整理がほぼ終わった。これらは積極的に使う気はなく、容量等の関係で仕方無しに持っている。でも今までは特に音等に不都合は感じられなかったので整理して持っておこうと思った。適当に始めたがいい感じ。

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コンデンサについて2

2018-05-10 00:28:49 | パーツ

手持ちにCORNELL DUBILIER の BLACK CATというのが有る。昔、ブラックなんたらはオイルコンデンサだと思って購入したものだ。ちょっと調べてみた。

型番はPM 6P33。検索した資料によると、これはメタライズドフィルムで、オイル含侵とは書かれてなかったので単にフィルムコンだと思う。6P33の6は600V、33は0.33μFを意味するのであろう。メタライズドフィルムとは、デュポンの商標名がマイラーらしい。メタライズドフィルムでオイル含侵というのは聴いたことが無いし。型番のPMだからPAPER (WHICH) METALIZEDかと思う。・・・ペーパー?フィルムじゃなかったのか?PAPERは紙でFILMはプラスチックだと思われ、PAPERにFILMが意味的に含まれるかは定かではない。

樹脂だがしっかりモールドしてるし、大きさも有り、重さもずっしりしてるからオイルコンだと思ってたが、どうやら普通のフィルムコンらしい。

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抵抗

2018-05-02 02:02:10 | パーツ

1/4W 100kΩの抵抗をヤフオクで落とした。VISHAYのS555というやつだ。この型番調べたが、日本に流通してないもののようだった。多分箔抵抗。

ビシェイの抵抗は、私が知ってるもので金属箔抵抗では高価な順に Z201、VAR、VSRがある。Z201とVSRでは値段は3倍ほど違うが、私には違いが判らない。思うに世界最高級。私にはVSRで十分だ。

 

デールの巻き線抵抗は肉感があるが、SNが若干悪い。VSRはSNが素晴らしいが、若干線が細い。どちらも捨てがたいが、どちら?と聞かれれば、 VSR を取る。こちらは「品」を感じる。

東京高音のRN抵抗は金属皮膜だが、アルファに似ている。

東京高音のカーボン抵抗RDも結構使った。知らずとはいえ、金属皮膜と思い、音色に癖がないと感じていた。

 

 

あとはメタルクラッドの巻き線抵抗も使う。大容量はセメント、ホーローとあるが、スピーカーをコンクリートブロックに乗せたような乾いた感じになる気がする。もしかしたら最近のものはそんなことはないかも知れない。

画像右の酸化金属皮膜はあまり使わないが、先日使ったら意外に良い。

他にアルファ抵抗もあり、これはVSRに似ているが、気持ち若干落ちる。でも不満はない。

 

 

以前はマラツン7に使われてるといわれたA&Bのカーボン抵抗をよく使ったものだが、もそっとした感じで濃い音色になった。これはノイズらしい。カーボンは理研のRMGもたくさん使ったが、今の機器には使ってない。やはりほんの少し音色が乗る。最近は理研がRMG抵抗をやめてしまったが、どうやらアムトランスが引き継いだらしい。アムトランスに用事があってメールのやり取りをしたとき、「A木」とあった。ステレオという雑誌で特集してた抵抗切り替え式ATTを購入した時、使ってたRMG抵抗の袋に「A木」とあったのを覚えてたので、ぶしつけにも「理研のA木さんですか」と尋ねてみた。「そうです、出向で参りました」と返事が来たのはびっくりした。・・・アムトランスでは現在AMRGという抵抗を販売してて、若干音色が乗るが問題ないレベルだと思う。いつかこの抵抗を使ってアンプを一台上げたいと思っている。

 

赤茶色の金属皮膜抵抗も使った。SNはいいが、音色がつるんとしてしまい、使うのをやめた。

 

 

 

 

デールでは金属皮膜があるが、SNがよく使っていた。でも今思うと線が細いと思う。

 

 

抵抗はこんなもんか。

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コンデンサについて

2018-05-01 01:48:28 | パーツ

コンデンサの種類は私の知ってるものは

フィルム

メタライズドフィルム

電解

タンタル

マイカ

オイル

セラミック

などがある。

電解コンデンサは敵対視されるようだが、私はそうは思わない。DS-3000のネットワークに使われていて、フィルムコンデンサなんかよりもいいと思っている。しかし電源のリップル除去などには高耐圧大容量のフィルムが有るので使ってみたいとは思っている。

マイカについては残念ながら使ったことが無い。良いらしいが。

タンタルは電解の一種らしいが、カソードパスコンにはこれを好んで使う。電解より癖が無く有機的な音を出す。フィルムだと若干音がきつくなる。

セラミックは小容量高電圧の所に使う。ほんとはあまり良いイメージが無いのだが、代替えが無い。

メタライズドフィルムは電解の代わりに使うことがある。特に問題ない。

そしてフィルムコンデンサ。ASCの物が評判良いらしい。しかし私には特別そうは思われない。「現用品として」使えるものがこれが最高だからと思っている。

 

今回話したいのはオイルコンデンサだ。オイルコンデンサが無くなったら、アンプ作りは難しくなると思う。

今までは紙にオイルが含侵してあるから、電極が制振されて音が良いと思っていた。ロシアのオイルコンデンサも結構使ってるが、不満は全くない。最近それに加えて、ハーメチックシールが良いのでは?と考える。思い起こせばロシアのオイルコンも、アルミケースに入った電解コンやタンタルコンデンサも、音には不満が無かった。モールドタイプのフィルムなどは特別良いとは思えず、次第に使わなくなった。

ASCのフィルムは巻き方にメリットが有るのだという。ぎっちりきつめに巻いてあるのが良いのだとか。自作した人が、自分では無理だと言っていた。

そう考えると、結構機械的構造が効いてくるのだと思う。

っと言いつつ大事なのを忘れてた。スプレイグのブラックビューティーだ。(と思う)これはモールドがプラスチックだ。金属ではない。プリアンプの出力に使ったが、不満はない。#7に使ってたらしいというだけで結構な数を買ってしまった。バンブルビーというのもあるが、残念ながら私は使ったことがない。

 

いま、ズビンメータによるストラビンスキーの春の祭典を聴いている。これは昔はつまらない、普通の演奏なんて思っていた。しかし、今のシステムだとそんなことはない。ちゃんと考えられた演奏で技術も一流だ。全体に単調でさらっと流れるきらいも有るが、演奏自体は良いと考える。シャイーのCDも有るが、あちらは機械的にも感じられる。メータは古い感じに鳴るが、暗い恐ろしい感じが出てる。

 

アンプが良くなると、つまらないと思っていたソフトががぜん鳴りだす。

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パーツ交換

2018-04-25 00:05:11 | パーツ

オーディオで最初にハマったのはスピーカーケーブル交換だった。

オンキョーのスピーカーM3とプリメインアンプA7で最初は鳴らしてたが、いつも満足はしてなかったと思う。

アンプを真空管で作り始めた。雑誌で読んでたので、いいパーツをその当時は使ってた。アレンブラッドレー、理研RMG抵抗、ブラックゲート電解コンデンサ、トランスはタンゴ。フィルムコンデンサだ。ERO、RIFA等使った。ある時オイルコンデンサを使った。スプレイグだ。これがヒット。音色の不満が無くなった。ここからパーツ交換にのめりこんだ。オイルコンは他にウェストキャップを使ったが、スプレイグと同じだと思った。フィルムコンも色々使ったが、オイルコンには敵わなかった。

電解コンデンサは何使っても変わらなかった。BGは高価だったが、安いものでも変わりは無かったと思う。

あとは配線材。最初は何使ったか覚えてないが、アクロテックの6N-AWG18と20を使ったときは違ったような、違わないような。。。。使い始めはよくわからなかったが、だんだんこれじゃなきゃダメだと思うようになった。ちょっとギャリっと輝くような部分もあるが、くせのない音がいい。

いま、譲れないパーツはこのオイルコンと6Nケーブルだ。ケーブルはもう発売中止だが、スピーカーケーブルを代用している。オイルコンもう手持ちしか無い。

 

と、ここまで思い込んで?から回路にのめり込んだ。最初はフォノイコだった。マツキンタイプをしばらく使ってからCRタイプを組んでみた。マツキンタイプの作られた不自然な音がCRタイプで自然になった。そのあとNFタイプを組んだ。この派手な音が好きだった。それならとLCRタイプも組んでみた。前だったらNFタイプの方が好みのはずだったが、自然な音という点ではLCRタイプだったが、不満もあった。

プリもいくつか作った。OPT付は像があやふやで気に入らず、一段増幅+カソホロを一回作り直して今に至ってる。

パワーに関しては以前ウルトラリニアに改造してもあまり変わらなかったが、最近またやってみたらこれがもう・・・。入力トランスでいろいろやったが、最近ムラード型を組んだらこれが良い。好きな音ではないが、何か引き付けられるものがある。

 

この回路をいろいろ使ってからパーツは余り拘らなくなった。パーツ交換では基本的な音を変えず、チューニング程度だ。回路変更では基本の音が変わる。これを知るとパーツの音の変化は少しだ。とは言っても以前分かったコンデンサと配線材は好きなものを使う。そして、前回パワーを安いパーツで組んだが、不満というほどでは無かった。

 

要は自分が気になるか気にならないか、かも。でもそうやって「いい」アンプに仕上げていくんだろうな。そして最近気になるのは、市販のアンプは私のアンプよりいいのか?だ。素人の私が作るより、プロが作った方が・・・だ。気になる。

 

そもそもインピーダンスのマッチングが出来てないのにパーツ言ってもしょうがない。まずは「ちゃんと」組んで見ないといけない。その基準が市販プリメインアンプなのだが。その前にスピーカーのセッテイィングが決まってからなのだが。

 

何とかまとめていくのだが、もっと勉強しないといけない。

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タカラモノ

2018-04-16 02:08:02 | パーツ

左のボックス。

可変抵抗器。アルプスの大きいのが有ったはずだが。その他もろもろ。

真ん中上。ブロック電解コンデンサ。新しいものもぽつぽつ出てくるが最近は貴重だ。その下。オイルコンデンサ。スプレイグやウェストキャップの物で、もはや入手は困難。その下。ブラックキャットのコンデンサは、フィルムらしい。東一なども有る。

左のボックス上は電解コンのアキシャルリードのもの。その下。コネクター関係。これらは最高の物ではないが、そこそこ良いものだ。

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タンタルコンデンサ

2017-12-13 18:11:07 | パーツ

島根のパーツショップからタンタルコンデンサを購入。ここは海外に一月ほど買い付けに行ってるようだ。倉庫の画像がHPにあるが、すごい量の部品が有るようである。頼もしい限りである。

今回で三回目になるだろうか。お店が私を覚えてくれたようだった。住所が変わってるはずなのに。


カソードパスコンには色々なコンデンサを使った。メーカーでは使えないパーツを使えるのが自作の特権、と考えてた。今でもそれは変わらない。


最初は電解を使ってたような気がする。ブラックゲート。最初に使ったものなので、特徴はよくわからなかった。

すぐに松並さんが推奨だったかな、青いフィルムコンを探した。たぶんメタライズドフィルムだと思う。これもよく分からなかったが、今思うと薄い音だったのかな?と思う。実家にあるはずなのだが、見つからないんだよな。

そしてタンタルコンデンサがいいという情報を得た。たしか、NCC(松尾)の物だ。これは違った。フィルムが全体に或る音色が乗る感じだが、タンタルはそれが無い。各楽器の特徴が出る。デールの抵抗を使った時の感じとよく似てる。

電解はフィルムのような平面的な?全体に音色が乗った感じはないが、なんか、ざらっぽい感じになる。これは当初は嫌悪するものだったが、最近はそうでもない。DS3000のネットワークに電解を使ってるのを知ってから電解を見直すことになった。なんせ、電源には電解を使わざるを得ないのだから。といいながら、カソードパスコンに使ってもすぐに外してしまうんだよな。

タンタルはウェットタンタルという高級のもあるが、私には優位性は認められない。よって今回も(只の)タンタルを購入。ちょっと余計目に買った。

出力管のカソードに使ったことがあり、一度短絡したことがあった。30Vほどかかるところに35Vを使ったら超えたようだ。スピーカーから凄いノイズが出た。アキバの松尾の代理店みたいなショップでサージ電圧?を確認して買ったことがある。えらい高かったな。35V100μFだったと思う。

電解とタンタルは音色が似てると思う。フィルムとはちと違う。と思ったら、タンタルは電解の一種だった。


今回70V弱が出るカソードが有るのでそこに使えるタンタルコンデンサがほしいのだが、タンタルは高圧に向かない。探すのはほぼ無理だ。よってここは電解を使わざるをえない。

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パーツ考

2015-05-08 08:05:37 | パーツ

真空管アンプはパーツの差をあまり出さない。

その理由が最近分かった。トランスを使ってるからだ。

トランスで個性を消される。今回高巻線の入力トランスを使って思った。これが音色を支配すると。真空管アンプはOPTも有る。これを通すとスピーカーケーブルの個性も消し去る。そういう事か。回路が安定してるからと思ったが違かったようだ。でも何故だろう、音が生きてくる。駿さんの考えに近づいた?でもだからって三菱電線SP-1を使わなかったら・・・この音は出て無かったろう思う。

いやー楽しい。

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抵抗器

2014-12-11 00:37:35 | パーツ

抵抗に付いて。左からカーボン、アーレンブラッドレー。某有名プリにも使われたとかで、20年位前か、雑誌の高評価により買った物。当時は特徴など判るはずも無い。これしか使った事無いんだから。

次は無誘導巻線、デールRS2B。22kΩまでしか無く、もっと高抵抗が有れば専属使用になるのに。メキシコ製だが充分。

真ん中はカーボン、アムトランスAMRG。ちょっと音色が濃いか。単独使用は無いと思う。デザインは好き。

その右はカーボン、理研RMG。AMRGの元になった物と思われる。特に個性が無いと思われるので良い物だったと思うが、すでに生産停止。

一番右はデールRN60D。金属皮膜だがフィルム箔とか言う人も居る。個性は無いが、つるんとした感じになる。悪くは無い。と言うか、今はこればっかり使ってる。

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