花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

「2度目のオーストラリアの旅」(7)

2017年12月03日 | 海外旅行「オセアニア」オーストラリア
≪動物園で固有種を見学≫

自由行動から戻り、ホテルのレストランで昼食を食べた後、「パース」の北北東に195km離れた「ナンバング国立公園」まで片道3時間かけて行ったが、その途中で「ジャカランタ並木」で下車して鑑賞した。大分前に「南アフリカ共和国」でも見かけた。
「ジャカランタ」の紫色の花は、北海道で5月中旬に咲く「ライラック」(別名リラ)の花に雰囲気が似ている。晴天だったが、私は午前中の疲れから並木の入り口までしか行かなかった。



次に「カバーサム・ワイルドライフ・パーク」で下車して「カンガルー」や「コアラ」「エミュー」「ディンゴ」など、固有種を飼育している施設を見学した。案内してくれたのは、素敵な女性だった。

まず「カンガルー園」に入ったが、草原でのびのびと飼育されていた。
ガイドの女性がペット状の餌をくれたが、ほとんどが寝そべってリラックスしていて、どうやらお腹が一杯らしく食べようとしてくれない。残念だった。



 

                       
   
次に「コアラ園」では、係りの男性が1匹の大きな「コアラ」を奥から連れて来て木に掴らせ、一人ひとりにコアラとの写真を撮らせてくれた。
「コアラ」の指は片手に5本ずつあるが、その内の2本が人間の親指に当たる角度で付いていて、指先の大きな爪でユーカリの木にしがみ付けるようになっている。「コアラ」はその状態で1日13時間も毒性のあるユーカリの葉を消化するために眠っているのだという。

次に「ウオンバット舎」に行った。ここでも奥から連れて来た「ウオンバット」を飼育員が抱き、私達はその隣に座って写真を撮った。触っていいのは小さな足の膝に当たる所だけだった。私は初めて見た。
土に穴を掘って生活する夜行性で、お腹の袋は後ろ向きに付いている。草食で雄より雌の方が大きい。
   
 

「エミュー」は、卵生で「カンガルー」に次ぐ大きさ(体高1.6~2m体重40~60kg)の飛べない鳥だ。翼はあるが小さくて外部からは分からない。
雌は1度に10~30個の卵を産むと何処かへ行ってしまう。卵が孵化するまでの2~3ヶ月間、雄が飲まず食わずで温める。孵化後も雄がヒナの世話をするという珍しい習性の鳥だそうだ。

「ディンゴ」は犬にそっくりだが、インド系のアジア狼だ。自然界では純粋種は絶滅し、現在は雑種だけが残っていると言う。鳴き声を聞いたが、狼に良く似ていた。

 

この他にも、多様な鳥類やトカゲなどが飼育されていた。





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