花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

ショルダーバッグとTシャツをリユースに

2024年07月10日 | 暮らしと経済・経済生活

菜園の地主である友人と話していた時、彼女から「大きさが丁度良いリュックサックが欲しい。」という話しが出た。私は登山をしていたし、外国旅行にも数多く行っていたので、「リュックサック」や「ショルダーバッグ」はその都度必要に応じて買い、沢山ある。

そこで友人に、私のバッグ類を見て貰う事にした。

翌日、中型「リュックサック」1個と「ショルダーバッグ」大小6個を持参した。

リュックは、私が癌になった時、11月下旬から年末に掛けて雪が降る中、毎日「放射線治療」のためにJRに乗り、片道25分、徒歩で通院した際、貴重品を背中側に入れられる袋が付いているのを探してやっと見つけて買った黒色のもので、財布や通院券などを安心して持ち歩けた。友人は気に入ってくれて、欲しいという。

さらに小型のピンク色のショルダーバッグは、色と大きさが良いので、通院の際に使いたいとも言ってくれた。

他にも外国旅行の際に使用した大きめのショルダーは、生れて半年になった赤ちゃんがいるお嫁さんが使うのに便利そうだという。

結局、どれも欲しいと言われて驚いたが、私としては使わなくなったバッグ類を利用して貰えるなら実に有り難く、7個全部差し上げた。


また、この数年、私の体重が増えてサイズが小さくなってしまった「半袖Tシャツ」を沢山しまい込んであった。

どれも数回ほどしか着ておらず傷みが少ない。それにほとんど綿100%なので、吸湿性も肌触りも良く、真夏には素肌にも着られるものばかりなので、捨てるのが惜しい。だからといってタンスにしまって置いたままでは繊維が劣化するし、デザインも古くなる。

それで、着られそうな痩せ型の知人に声を掛けて見た。

物を見てくれるというので家に来てもらい、改めて洗濯してハンガーに掛けて置いたものを鏡の前で1枚1枚試着して貰った。

結局掛けてあった17~18枚の内、13枚のTシャツを着ると言ってくれたので嬉しかった。一荷物なので、帰りは彼女の家まで車で送って来た。

まだ十分使える物でも、ゴミに出せば無価値だが、必要な誰かに利用して貰えるなら、物としての価値を更に少し引き延ばすことができる訳で、今回の経験は私にとって実に有り難く、嬉しい出来事となった。

考えて見ると、私自身がこの年になったので、後何年元気でいられるかなと思う事が増えた。だから、新しい物を買う際は、利用価値、費用対効果を吟味して買うかどうかを決める様になってきた。

多分、今回の92歳の友人も81歳の知人もそうなのだろうと思うと、高齢者こそお互いに「リユース」するべきなのかも知れないと思う。

 

 

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