花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

生まれて初めて購入した音楽

2016年03月20日 | TV・映画・音楽・美術
高校1年生の時、奨学金で出始めたばかりの「オーデオセット」を買った時に、ベートーベン作曲の「運命」と裏がシューベルトの「未完成交響曲」のレコードを買って、毎日聞いた。元気が出たように思う。
                         
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「早く死にたい」と言う伯母に、どう答えたら良いだろうか

2016年03月20日 | 高齢期の生活全般

この所、ほとんど1日おきに伯母の所に行っているが、最近、「早く死にたい…」と訴えるようになった。
訳を聞くと、「自分でトイレに行けなくなったり、オムツをするようになったら、皆に迷惑を掛けて辛くなるから。」と言うのだ。
世話をしている私は困ってしまうが、「幸いに伯母さんは、一生懸命働いて来たから、まだまだ長生きしてこの生活を続けるお金がある。この施設で働く人たちにとっては、仕事ができる事は迷惑どころか、あり難い筈だよ。」と答えたが、この問題の答えを探すのは難しい。

認知症になったら「人に迷惑を掛けたくない。」なんていう考えも、弱まるのだろうか。伯母はまだ認知力ははっきりしているから、施設の他の人達を見て、自分も食事やトイレの介助が必要になったら辛いと悩むのだろう。

慈恵医大のホスピス病棟でまだ働いている日野原医師の著書を、先週、図書館から借りて来て読んだ。
その中に、「今生きている命をいとおしんで」と言う言葉があった。早速、「一人々々の命は一番大切で、尊い」という事を伯母に伝えた。
また、「最後まで周りの人のためになる生き方をしようと思えば、前向きな気持になる」とも書かれていたので、その言葉も話した。
「周りの人のためになる」とは、「相手の気持を考える事」だから、何か世話をしてもらったら「有難う」と一言、感謝の言葉を言うこと、また、不満や怒りの感情をそのまま出すのではなく、できるだけ穏やかな気持ちを持つ事ができれば、周りの人達は幸せになるとも。

そして、伯母は長年、大家族のための家事と、北海道の人たちのために大変な農作業を一生懸命頑張って来たのだから、年をとって世話になることを遠慮しなくても良いのだと話した。

一昨日行った時は、伯母の口から「死にたい」という言葉は出なかったが、また「早く死にたい」と言い出したら、今度はどう答えたら良いのだろうか。
このテーマとは異なるが、「命は永遠に循環する」という事を感動的に伝える絵本「葉っぱのフレディ」を、図書館で探して来て、伯母に見せようかなと思っている。                        
                   

コメント (6)
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