花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

庭仕事が始まる

2016年03月28日 | ガーデニング・家庭菜園
昨日午後、晴天で急に気温が上がって温かくなったので、庭木の冬囲いを外す決意をした。
何故午後かと言うと、3月に入ってからの日曜日は毎週午前中、「野菜栽培の講習会」があるからだ。

夕方暗くなる直前まで黙々と縄を解き、薔薇に巻きつけていた麻布を剥がし、支えてあった3本の竹に巻きつけて置いた縄を解き、その竹をを抜いて行く。この単純作業を薔薇とつつじ、ブルーベリーの木、全部で八十本以上し続けた。

やりながら「私は偉い!こんな単純だけれど時間のかかる仕事を飽きないでし続けているのだから。」「これって登山に似ているよ。ひたすら見えない高く遠い頂上を目指して、一歩々々歩き続ける所が。」なんて思いながら作業した。

予想よりも早い3時間45分で終了。解いた縄は全部、大きな紙の収穫袋2枚に押し込んで置いた。また秋の冬囲いで使うからだ。使い込んだ縄の中で、最も古いのは8年前の縄だ。8冬も活躍したので、もうちぎれる寸前なのだ。
抜いた竹の片付けは翌日にした。

家に入ったら腰が痛むのに気づいた。寝るまで痛んでちゃんと歩けなかった。また指にも薔薇の棘が刺さっていた。ルーペで棘を確認しながら、毛抜きで何とか抜いた。爪も痛い。きつい結び目を、幾つも素手で解いたからだろう。

今朝、外に出て見ると、薔薇の枝や茎が雪の下で真っ黒くなって傷んだのが何本もあった。明日、剪定して取り除かなければならない。

剪定が済むと、薔薇の新芽が出る前に殺菌消毒をする必要がある。
去年は時期を失してやらなかったが、今年は消毒したい。そう思って町の農協に薬を買いに行った。

数年間使って来た「石灰硫黄合剤」は、今は10L入りのが最小だそうで、年に1L程度しか必要としない私には多過ぎる。しかも、注文しないと店には無いというのだ。
帰宅してからネットショップで検索した。あった。500mLのもあるが、凄く割高に付く。
薬の効力は5年だという。結局割安の10L入りを注文した。届くのに数日かかるが、値段は農協よりも安いので妥協した。そういえば、先日会った友人もこの薬を探していたので、分け合ってもいいし…

10時頃、賑やかな声がしたので窓の外を見た。家の前の歩道を保育園の園児達が並んで散歩にやって来たのだ。50cm高さの塀の上に、チューリップや水仙が発芽し出したのを、保育師と園児達がかがみ込んで見つめていた。園児達が春になって球根類から芽が出るのを観察してくれているのだ。嬉しかった。

北国にもようやく春が訪れたので、今は茶色の枝しかない木々だが、葉が出て綺麗な花が咲く日を夢見て、また庭仕事を始めたい。
                    
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする